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2023年2月21日発表

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真岡市で回収された死亡野鳥(カケス)における鳥インフルエンザウイルスの簡易検査の結果について

 真岡市において回収された死亡野鳥(カケス)1羽について、県央家畜保健衛生所で「簡易検査」を実施した結果、鳥インフルエンザウイルス「陽性」であることが確認されました。
 このため、検体を国立環境研究所(茨城県つくば市)に送付し、遺伝子検査を依頼します。検査結果の判明まで1週間程度かかる見込みです。
 なお、回収場所については消毒を実施しました。

1 経緯

2月20日  真岡市内で発見された死亡野鳥(カケス)1羽について宇都宮大学が簡易検査
    を実施し陽性
2月21日 9:00 宇都宮大学から県に連絡
      14:30 県が当該死亡個体を受け取り
      16:00 県の簡易検査で陽性を確認
      17:00 回収地点から半径3km 圏内の100 羽以上の家きん飼養農場2戸に対して
         立ち入り調査を実施し、異状のないことを確認
         (100羽未満の飼養農場は無し)
          また、半径10km 以内の1万羽以上の家きん飼養農場6戸に対して電話に
         よる聞き取り調査を実施、異状のないことを確認
※ 現時点では、簡易検査により陽性が確認された段階であるため、病性は未確定であり、高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認されたわけではありません。
※ 遺伝子検査の結果、陰性となることもあります。

2 今後の対応
 野鳥に係る相談窓口の設置を継続
 野鳥監視重点区域内において野鳥の生息状況調査、死亡野鳥調査等を実施。なお、調査によ
り異常を確認した場合は随時記者クラブへ資料提供します。

3 留意事項

 鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥との濃密な接触等の特殊な場合を除いて、通常では人には感染しないと考えられています。日常生活においては、鳥の排せつ物等に触れた後には手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありませんので、冷静な行動をお願いします。
 なお、死亡野鳥又は衰弱した野鳥を発見した場合は、素手で触らず、環境森林事務所に設置した電話相談窓口に御連絡ください。

 

 


【参考】今季(令和4年秋季以降)の本県発生状況等について

No. 市町 試料 回収日 簡易検査 遺伝子検査 高病原性鳥インフルエンザ
1 大田原市 死亡野鳥(オオハクチョウ) 12月9日 12月9日 陰性 12月15日 陽性 12月16日 H5亜型 陽性
佐野市 死亡野鳥(ハクチョウ) 1月3日 1月3日 陰性 1月10日 陽性 1月12日 H5亜型 陽性
下野市 死亡野鳥(ノスリ) 1月18日 1月18日 陽性 1月14日 陽性 1月24日 H5亜型 陽性
大田原市 死亡個体(オオハクチョウ) 2月9日 2月9日 陰性 2月13日 陽性 2月15日 H5亜型 陽性
宇都宮市 死亡野鳥(オオタカ) 2月17日 2月17日 陽性 検査中 検査中

お問い合わせ

自然環境課 自然保護担当

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館12階

電話番号:028-623-3207

ファックス番号:028-623-3259

Email:shizen-kankyou@pref.tochigi.lg.jp

畜産振興課 家畜防疫班

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館13階

電話番号:028-623-2352

ファックス番号:028-623-2353

Email:chikusan@pref.tochigi.lg.jp

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