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更新日:2016年12月22日

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鳥獣保護と狩猟

 

鳥獣保護管理事業

鳥獣とは

 鳥獣と文字どおりに読めば、鳥と獣(けもの)ですが、ペットや家畜は含まれません。

 「鳥獣保護」という言葉の「鳥獣」とは、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」第二条によって規定される、

 「この法律において「鳥獣」とは、鳥類又は哺乳類に属する野生動物をいう。」 という文のとおりです。

 野生とは、日本に元々生息しているという意味ですが、外国から人の手によって移入され日本での生息が定着した種(ミンク・アライグマ・ヌートリアなど)も含みます。

 

 鳥獣保護管理の沿革

 1873年(明治6年)に、狩猟による人間どうしのトラブルを防ぐため、狩猟のルールを定める「鳥獣猟規則」という法律がつくられました。

 まだ、このころには、鳥獣保護という概念はありませんでした。

 1892年(明治25年)に、「狩猟規則」という法律に改定され、十数種の鳥類の捕獲を禁止するルールが盛り込まれました。

 1895年(明治28年)に制定された「狩猟法」では、鳥獣の保護繁殖を保護する禁漁区が設定され、数種の鳥類が捕獲を禁止する種(保護鳥獣)に加えられました。

 「狩猟法」は、1918年(大正7年)に大きく改定され、それまでは狩猟を禁止する鳥獣の種(保護鳥獣)を定めていたのに変わり、

 狩猟が許される鳥獣の種(狩猟鳥獣)を定めるようになりました。

 1950年(昭和25年)の「狩猟法」改正では、現行の「鳥獣保護区制度」が創設されました。

 1963年(昭和38年)には、高度経済成長期の始まりとともに野生鳥獣の生息環境の悪化が進み、野生鳥獣保護への要求が高まってきた時代背景のなかで、

 それまで狩猟の適正化を中心としていた「狩猟法が」、野生鳥獣の保護を前面に打ち出した「鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律」と変わり、

 各都道府県が策定し実行する「鳥獣保護事業計画制度」が始まりました。

 そして、2002年(平成14年)に現行の「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」に改正され、「生物多様性の確保」が理念として加わりました。

  さらに、2014年(平成26年)に現行の「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」へと改正され、従来の「保護」を中心とした対策から、積極的な捕獲も含めた「管理」への転換が図られました。

 「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」に基づく鳥獣保護事業

 法の目的は、その第一条に記されています。

 

第一条  この法律は、鳥獣の保護及び管理を図るための事業を実施するとともに、

 猟具の使用に係る危険を予防することにより、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化を図り、

 もって生物の多様性の確保(生態系の保護を含む。以下同じ。)、生活環境の保全及び農林水産業の健全な発展に寄与することを通じて、自然環境の恵沢を享受できる国民生活の確保及び地域社会の健全な発展に資することを目的とする。

鳥獣保護管理事業計画

 県では「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」に規定する「鳥獣保護管理事業計画」を定めています。

 詳しくは、鳥獣の保護と管理をご覧になってください。

鳥獣の捕獲の規制や許可など

 都道府県は、学術研究を目的とした場合や、鳥獣による農林業などへの被害がある場合、必要に応じて鳥獣の捕獲を許可したり、

 法で定めた狩猟鳥獣であっても生息状況に応じて捕獲の規制などをしなければなりません。

 鳥獣の捕獲許可については、市町村に権限が移譲されています。

 詳しくは鳥獣捕獲許可の制度についてをご覧下さい。

  • 鳥獣の飼養の許可や規制  

 鳥獣を都道府県の許可なく飼養したり譲渡・売買したりすることは、法によって禁止されています。

 法に反して鳥獣を飼養したり売買したものには、厳重な罰則規定が定められています。

 原則として、鳥獣の飼養は許可されませんのでご注意ください

 (※1 狩猟免許所持者が狩猟期間内に適法に捕獲した鳥獣は除きます。)

 (※2 栃木県では、愛玩用として野生鳥獣の飼養許可はおこなっていません。) 

鳥獣保護思想の普及啓発

 都道府県は、鳥獣保護管理事業計画に基づいて、鳥獣保護思想の普及のため、鳥獣保護センターの設置などを実施することとなっています。

 栃木県でも、「県民の森」を鳥獣保護センターと位置付けて、傷ついた野生鳥獣の救護事業を行っています。

 怪我をしたり弱っている鳥獣を発見し、保護したい時には、 傷病野生鳥獣の救護 をご覧になった上で、

 当事務所までご連絡ください(土曜日・日曜日・祝祭日には、受付はできません。また、受付できる時間は午前8時30分から午後5時15分までとなっておりますのでので御了承ください)。

 特に、野鳥のヒナや、哺乳類のこどもについては、保護することが適切でないことが多いので『ヒナや哺乳類の子どもをみつけたら』 をご覧になってください。

野生鳥獣とのつきあい方

 「野生鳥獣とのつきあい方」をご覧ください。 

 

 狩猟について

 狩猟に関する法律

 狩猟についても、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」によって、規則が設けられています。

 法では、狩猟免許の交付や試験、狩猟者の登録、狩猟の方法、狩猟の期間などについて定めています。

 また、狩猟期間中に、狩猟の免許を持った者が捕獲してもよい鳥獣の種(狩猟鳥獣)や、狩猟者が期間中に捕獲できる数が、法によって定められています。

 

 狩猟制度について

 狩猟制度について詳しいことは、「狩猟の制度について」をご覧になってください。

 

狩猟が許される鳥獣種(狩猟鳥獣)

 獣 類(20種)

 タヌキ、キツネ、ノイヌ、ノネコ、テン(亜種ツシマテンを除く)、イタチ(オスに限る。)、チョウセンイタチ(オスに限る。)、ミンク、アナグマ、アライグマ、ヒグマ、ツキノワグマ、ハクビシン、イノシシ、ニホンジカ、タイワンリス、シマリス、ヌートリア、ユキウサギ、ノウサギ

(※ただし、栃木県ではアナグマは狩猟禁止となっています)

 鳥 類(28種)

 カワウ、ゴイサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、クロガモ、エゾライチョウ、ヤマドリ(亜種コシジロヤマドリを除く)、キジ(亜種のコウライキジを含む)、コジュケイ、バン、ヤマシギ、タシギ、キジバト、ヒヨドリ、ニュウナイスズメ、スズメ、ムクドリ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス

 

狩猟期間

 狩猟が許される期間は、通常、毎年11月15日から2月15日までとなっています。

 また、一部の地域ではニホンジカ・イノシシに限って2月末日、3月15日まで狩猟期間を延長しています。

 (このことによって、増えすぎたニホンジカ・イノシシの生息数を調整し、農林業への被害を軽減する効果があります。)

 狩猟をおこなう者には、安全に関して十分な注意を払うように義務付けられており、県でも狩猟の安全対策に力を入れておりますが、

 それでも、残念な事故の発生は皆無と言えないことも事実です。 

 県民の皆様も、狩猟期間内に、狩猟が行われるような場所(山林内、川原など)に立ち入る場合には、

 できるだけ目立つ色の衣服を身につけるなど、御注意をお願いします。

 

お問い合わせ

県西環境森林事務所

〒321-1263 日光市瀬川51-9

電話番号:0288-21-1178

ファックス番号:0288-21-1181

Email:kensai-ksj@pref.tochigi.lg.jp

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