県央南臨時医療施設の稼働状況について

県では、県内のコロナ医療・救急医療の危機的状況に対応するため、県央地区に２か所目となる臨時の医療施設を令和４年12月28日に設置し、12月29日から患者の受入れを開始したところです。

今般、年末年始の稼働状況を取りまとめましたので、お知らせします。なお、県央南臨時医療施設の設置に伴い、県南臨時医療施設は休止しましたので、あわせてお知らせします。

長期休暇後の仕事や学校が始まる今後についても感染拡大が懸念されますので、引き続き、基本的な感染対策を継続いただくとともに、救急外来や救急車の適切な利用をお願いします。

施設の概要

（１）施設名：県央南臨時医療施設
（２）開設者：栃木県知事
（３）開設期間：令和４（2022）年 12 月 28 日（水）～令和５（2023）年１月 31 日（予定）
（４）場所：医療機関の休止病棟（非公表）
（５）病床数：41 床
（６）機能：軽症～中等症患者の受入れ（血液・ＣＴ・エコー検査可）

 

県央南臨時医療施設の機能

直ちに入院受入医療機関等で受け入れることが困難な患者（軽症～中等症の救急患者）の一時受入れ

自宅等で療養困難な要介護高齢者等の入院受入れ

【背景】

・県南臨時医療施設では自力歩行ができない高齢患者等の受入れが多く、エレベーターがない施設の構造上、稼働病床数が限定される。

・救急搬送困難事案が多発しているものの、従来の３つの臨時医療施設の設備・体制では、救急患者の効率的な受入れが困難である。

 

施設の運営体制

医師、看護師等のスタッフを24時間体制で配置

【配置体制】

医師３名、看護師７名、放射線技師２名、受入対応者１名、生活支援員２名

※人数は最大稼働時

 

年末年始（12月29日～１月３日）の受入状況

地域の救急医療機関で受け入れることができない患者が県央南臨時医療施設に数多く搬送されました。

（１）救急　40名（うち21名が入院、残り19名は診療後に帰宅又は転院）

（２）予定入院　１名

※（１）のうち入院患者の年齢構成

　20歳未満０人、20歳以上40歳未満１人、40歳以上65歳未満１人、65歳以上75歳未満４人、75歳以上15人

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