警戒度レベル2への引き上げにおける知事メッセージ（7月15日)

   本県の新規感染者数は、全国の状況と同様、急速に拡大している状況にあります。また、病床使用率も速いスピードで上昇し、今後、医療提供体制への負荷が更に高まる可能性が高いと考えております。

   BA.5系統への置き換わりや今後夏休みシーズンを迎え、人との接触機会の増加なども予想されることから、これらのことを総合的に勘案し、警戒度はレベル2(警戒を強化すべきレベル)に引き上げます。

   期間は7月16日(土曜日)からとしますが、この期間における県民の皆様に次のとおりお願いです。

   適時適切なマスク着用、空調の設定温度を適切に設定しつつ換気をしっかり行うなど、引き続き、基本的な感染対策の徹底をお願いいたします。特に、感染リスクが高まる場面、例えば、人と人との距離が近い場面や、大人数が集まる場面には、感染対策を徹底いただくようお願いいたします。

   また、高齢者や基礎疾患のある方は、感染した場合の重症化リスクが高いことから、ご本人や周りの方については、感染対策を徹底し、感染リスクを減らす取組を行っていただくようお願いいたします。

   さらに、特に若い世代の皆様におかれては、ワクチン3回目接種を積極的に検討いただくよう改めてお願いいたします。また、重症化防止の観点から、60歳以上の方や基礎疾患のある方についても、早期の4回目接種検討をお願いいたします。

   最後に、これ以上の感染拡大を食い止めるためにも、県民の皆様一人ひとりが、特に感染リスクが高まる場面において、基本的な感染対策を徹底いただくよう何卒よろしくお願いいたします。

 

栃木県新型コロナウイルス感染症対策本部長

栃木県知事 福田富一

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