重要なお知らせ
更新日:2021年12月20日
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栃木県では、消費者や食品関連事業者に対し、食品の安全等について知っていただく場として、とちぎ食品安全セミナーを開催しました。
今回は、「ゲノム編集食品等の安全性審査を学ぶ ~みんなで、こわがらないで、考えてみましょう。~」と題して、内閣府食品安全委員会事務局 リスクコミュニケーション専門官 藤田佳代 先生に御講演いただきました。
日時:令和3(2021)年12月9日(木曜日) 13時30分~15時30分(開場13時)
場所:栃木県庁 研修館講堂(宇都宮市塙田1-1-20)
藤田先生に、遺伝子組換え食品やゲノム編集食品の話を中心に110分間(休憩含む)御講演いただきました。
遺伝子組換え食品やゲノム編集食品は、人体や生物多様性などへの影響が懸念される一方で、食料問題の解決や農薬使用料の減少なども期待されています。
遺伝子組換え食品の安全性を確保する仕組みは、「(1)「食品としての安全性」は厚生労働省と食品安全委員会が、(2)「飼料としての安全性」は農林水産省と食品安全委員会が、(3)「生物多様性への影響」は農林水産省と環境省が、科学的評価を行い全てについて問題ないもののみが輸入、流通、栽培される仕組みとなっている」とのお話でした。
遺伝子組換え食品のさらに詳しい情報を知りたい方は、食品安全委員会、厚生労働省のホームページをご覧ください。
食品安全委員会ホームページ(遺伝子組換え食品等)(外部サイトへリンク)
厚生労働省ホームページ(遺伝子組換え食品)(外部サイトへリンク)
講演後は、質疑応答を行い、参加者からの質問(遺伝子組換え食品、ゲノム編集食品)について、藤田先生に回答いただきました。
参加者の皆さんからは、次のような声が聞かれました。
・基本からの説明で大変参考になりました。
・食品の安全性審査の評価基準や仕組み等について知ることができ、遺伝子組換え技術について新たな知識を得ることができました。
・遺伝子組換えやゲノム編集に漠然とした不安があったが、今回のセミナーで不安が減った。
・ゲノム編集等についてメリットが多く取り上げられるので、不安を感じてしまう。
お問い合わせ
生活衛生課 食品安全推進班
〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館5階
電話番号:028-623-3114
ファックス番号:028-623-3116
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