食中毒の発生について

令和5(2023)年2月20日（月曜日）、午後5時30分頃、保健福祉部生活衛生課に「2月17日（金曜日）に那須塩原市内の飲食店で、職場のグループで宴会をしたところ、複数名が下痢、発熱、腹痛などの症状を呈している。」との通報があったため、県北健康福祉センター(県北保健所)が調査を開始した。

調査の結果、2月17日に当該飲食店で食事をした2グループ16名が下痢、発熱、腹痛等の食中毒症状を呈していることが判明した。

発症者に共通する食事は、2月17日に当該飲食店で調理、提供された食事に限られていること、発症者の便からはノロウイルスが検出され、発症者の症状はノロウイルスによるものと一致していること、発症の状況が一峰性で時間的に集積性が認められることから、本日、同センターは当該飲食店が提供した食事を原因とする食中毒と断定した。

なお、発症者については、いずれも快方に向かっている。

栃木県では、現在、「ノロウイルス食中毒特別警戒情報」発信中です！！

◎食品関係事業者等食品を取り扱う方は、特に次の点に注意し、ノロウイルス食中毒を予防しましょう！

（別添リーフレット参照）

適切な手洗いの励行（トイレ使用後や調理前等、石けんでこまめに手を洗う）

健康管理の徹底（下痢、嘔吐等の症状がある場合には、調理に従事しない）

調理器具等の適切な消毒（煮沸や次亜塩素酸ナトリウム液などによる消毒を実施）　

使い捨て手袋等の適切な着用（素手で直接食品に触れない）など