食中毒の発生について

令和5(2023)年2月8日（水曜日）午前10時頃、県西健康福祉センター(県西保健所)に「2月3日（金曜日）に日光市内の飲食店が調理した弁当を食べた同市内の事業所の複数人が、下痢、嘔吐などの症状を呈し、一部は医療機関を受診している。」との通報があったため、同センターで調査を開始した。

調査の結果、2月3日に当該飲食店が調理し、提供した弁当を喫食した24名が、下痢、発熱、嘔吐等の食中毒症状を呈していることが判明した。

発症者に共通する食事は、2月3日に当該飲食店が調理し、提供した弁当に限られていること、発症者と調理従事者の便からはノロウイルスが検出され、発症者の症状はノロウイルスによるものと一致していること、発症の状況が一峰性で時間的に集積性が認められることから、本日、同センターは当該飲食店が提供した弁当を原因とする食中毒と断定した。

なお、発症者については、いずれも快方に向かっている。

栃木県では、現在、「ノロウイルス食中毒特別警戒情報」発信中です！！

◎食品関係事業者等食品を取り扱う方は、特に次の点に注意し、ノロウイルス食中毒を予防しましょう！

（別添リーフレット参照）

適切な手洗いの励行（トイレ使用後や調理前等、石けんでこまめに手を洗う）

健康管理の徹底（下痢、嘔吐等の症状がある場合には、調理に従事しない）

調理器具等の適切な消毒（煮沸や次亜塩素酸ナトリウム液などによる消毒を実施）　

使い捨て手袋等の適切な着用（素手で直接食品に触れない）など