食中毒の発生について

(概要)

令和4年1月5日（水曜日）午後8時50分頃、県南健康福祉センターに栃木市内の医療機関から「本日午後8時頃、1月3日（月曜日）小山市内の飲食店で食事をした者が発熱、下痢を呈したため診察をした。当該発症者から当日は8名で当該店舗を利用し、うち5名が同様の症状を呈しているとの話を聞いた。」との通報があったため、同センターが調査を開始した。

調査の結果、1月3日に小山市内の飲食店で食事をした1グループ8名のうち6名が、発熱、下痢等の食中毒症状を呈していることが判明した。
これらの発症者の発症状況に共通性があり、発症者便及び調理従事者便からノロウイルスが検出されたこと、症状がノロウイルスによるものと一致したこと、発症者に共通する食品は当該飲食店が提供した食事に限られていること、発症者を診察した医師から食中毒の届出があったことなどから、本日、同センターは当該飲食店が提供した食事を原因とするノロウイルスによる食中毒と断定した。
なお、発症者は全員快方に向かっている。

栃木県では、現在、「ノロウイルス食中毒特別警戒情報」発信中です！！

食品関係事業者等食品を取り扱う方は、特に次の点に注意し、ノロウイルス食中毒を予防しましょう！

（別添リーフレット参照）

適切な手洗いの励行（トイレ使用後や調理前等、石けんでこまめに手を洗う）

健康管理の徹底（下痢、嘔吐等の症状がある場合には、調理に従事しない）

調理器具等の適切な消毒（煮沸や次亜塩素酸ナトリウム液などによる消毒を実施）

使い捨て手袋等の適切な着用（素手で直接食品に触れない）など