豚熱(CSF)疑似患畜の殺処分について
本日12月25日(土曜日)、宮城県の農場において、豚熱の発生が確認されました。
国の防疫指針※では、発生農場から移動した豚や、発生農場の豚から採取された精液を用いて人工授精を行った豚は疑似患畜として殺処分を行うこととされています。
これに該当する疫学関連農場が県内に2か所あることが判明しましたので、明日12月26日(日曜日)から防疫措置に取り組んで参ります。
※豚熱に関する特定家畜伝染病防疫指針(令和2年7月1日農林水産大臣公表)
1 農場の概要
(A農場)
(B農場)
2 経緯
- 12月24日、宮城県から、豚熱を疑う農場の豚が本県に移動等をした旨の連絡があった。
- 12月25日、宮城県の農場で豚熱の発生が確定した。
3 県の対応
- 疫学関連農場の疑似患畜とされた豚について殺処分、埋却及び消毒等の防疫措置を迅速かつ着実に実施します。
- 殺処分開始:12月26日(日曜日)9時
4 その他
- 豚熱は豚及びイノシシにのみ感染する病気であり、人に感染することはありません。感染豚の肉が市場に出回ることはありませんし、仮に豚熱に感染した豚の肉や内臓を食べても、人体に影響はありません。
- 現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれがあること、農家の方のプライバシーを侵害するおそれがあることなどから厳に慎むよう御協力をお願いいたします。特に、ドローンやヘリコプターを使用しての取材は防疫作業の妨げとなるため、厳に慎むようお願いいたします。
- 今後とも、迅速で正確な情報提供に努めますので、生産者等の関係者や消費者は根拠のない噂などにより混乱することがないよう、御協力をお願いいたします。
<報道機関の皆様へのお願い>
- 豚熱が人に感染することは世界的にも報告されていません。
- 現場での取材は、本病まん延を引き起こす恐れがあること、農家の方のプライバシーを侵害しかねないことから、厳に慎むよう御協力をお願いいたします。