重要なお知らせ
更新日:2023年6月9日
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令和5(2023)年5月18日、大田原市荒井地内(ほ場整備事業 荒井町島地区)においてスマート農業現地研修会を開催しました。
研修会には農業者や関係者らあわせて65名が参加し、「自動操舵トラクタ」を用いたネギの畝立ての実演が行われました。
「自動操舵トラクタ」には、衛星からの位置情報を受信するセンサとほ場付近に設置した「GNSS基地局」(移動式RTK)からの補正情報を受信するセンサが取り付けられており、誤差3cm程度の精度で自動走行することができます。
今回使用した「GNSS基地局」はインターネット環境を必要とせずとも自動操舵システムを利用できるため、通信費用がかからず維持管理費を抑えることができます。
実演者の担い手の方からは「自動操舵システムの導入により、手動で運転するよりも綺麗に畝立てができるほか、作業時間の短縮にも繋がる」との説明があり、参加者は省力化への期待を寄せていました。
農地耕作条件改善事業(スマート農業導入推進型)では、GNSS基地局とトラクタへのセンサ設置等の自動操舵システムの導入等を支援しています。トラクタ本体は支援の対象外となるほか、採択要件等がありますので、ご不明点等ございましたらお問い合わせください。
那須農業振興事務所では、本県農業のさらなる競争力強化と農業者の経営改善のため、今後もスマート農業の普及啓発や推進体制の整備及び現場導入の支援に努めていきます。
自動操舵トラクタによる畝立て作業実演
自動操舵システムに関する説明
【参考リンク】
栃木県農政部YouTubeチャンネル
農林水産省
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