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更新日:2022年8月26日
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令和4年7月29日(金曜日)9時00分~11時45分
塩谷庁舎4階ライブラリー(オンライン開催)
中堅教諭等
新型コロナウイルス感染症拡大の状況から、開催方法をオンラインに変更して実施しました。
全体研修として、横須賀好市所長より講話がありました。学習指導要領の変遷や改訂の趣旨についてなど、時代背景を確認しながら説明を行いました。また、Zoomで双方向のやりとりを行い、参加者の先生方が、考えを回答する場面を設けました。学生時代に受けた授業時数を振り返り、学習指導要領改訂の趣旨を確認することで、授業でどのようなことを目指していくべきかを学びました。「学習指導要領の軸は変わらない」「変化の大きい社会の中で子どもたちにどのような力を身に付けさせるか」という説明からも、参加者は今後の授業を行う上で、認識すべきことを再確認できたようです。
全体研修の二つ目として、道徳の授業を実施する上での留意点等を学校支援課、角田光俊指導主事が説明しました。学習指導要領の内容から、「道徳における目標と内容」、「主体的・対話的で深い学び」、「授業づくりの考え方」、「評価の方法」など、授業を行う上での考慮すべき内容を再確認しました。普段行っている授業実践をより良いものにするために、授業の進め方を改めて確認する機会となりました。この内容を参考に、9月以降に各学校において、公開授業を実施することになります。
同校種の参加者と、事前に作成した指導案を紹介し合いました。「これまでの自分とこれからの自分をどう確認させるか」「中心発問でいかに日常と関連させるか」「1時間の中でどのような状態まで導くか」「価値にせまるための発問とは」「活動時間の配分などを実態に応じて準備する」など、短い時間の中で非常に活発な情報交換を行いました。参加者の振り返りでは、「即効性を期待せず、長期的な視野で道徳的価値、道徳性の習得を期待しようと感じました。」「道徳的価値理解をどう導くか、1時間で身に付くものではない、長い期間で子どもの変容を見とる。」「ICTを生かした授業にするアイディアを教えていただいたので取り入れたい。」などの感想が挙げられていました。
今回、新型コロナウイルス感染症拡大の状況から、開催方法をオンラインと変更し実施しました。研究協議は、事前に作成した指導案をもとに話し合うことで、今後実施する校内公開授業の内容を互いに再検討する機会となりました。
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