県政のあゆみ2007
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県政のあゆみ 2007 16被害者支援の輪を広げよう犯罪被害者支援県民のつどい 県警察本部は、社団法人被害者支援センターとちぎと共催した「犯罪被害者支援県民のつどい」を 月 日に県教育会館(宇都宮市)1128で開催しました。つどいでは、警察などが行う犯罪被害者支援事業報告や警察の犯罪被害者支援体験談の発表、交通事故で家族を失った被害者遺族のメッセージ集の朗読などを行ったあと、松本サリン事件の被害者河野義行さんによる記念講演を行い参加者に犯罪被害者の苦悩や支援の重要性、必要性を訴えました。また、講演のあと、犯罪被害者支援の輪を広げることを誓う宣言が採択されました。クリーンエネルギーを供給県営小網発電所が稼働 県企業局が 年9月から建設を06進めてきた県営小網発電所(日光市藤原)が完成し、 月1日に営業12運転を開始しました。小網ダムからの河川維持流量を有効利用した最大出力130キロワットの水力発電所で、県の所管する9つの発電所の合計最大出力は6万630キロワットとなりました。企業局では、今後も二酸化炭素を排出しないクリーンエネルギーを供給する水力発電所の建設と維持管理を行い、環境保全と地域振興に貢献していきます。野菜をテーマに地域産業形成野菜産業クラスター基本構想 本県農業の発展を目指すには、ほかの産業が有する知識や技術、ノウハウ、情報などを生かして、農産物の付加価値の向上や需要の拡大を図ることが必要となっています。このため県は「とちぎ野菜産業クラスター基本構想」を 月11 日に策定しました。構想では、27伸び率全国一の野菜をテーマに、商工サービス業などとの連携を促進し、本県の強みを生かす力強い地域産業群の形成を目指す基本的な考え方を示しています。今後、「未来型いちご産業モデル」など、とちぎ発の新たな産業集積を目指すことにしています

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