県政のあゆみ2007
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07 県政のあゆみ 2007スクール安全活動車を配備子どもの安全確保対策 県警察本部は7月、全国に先駆けて警察スクールサポーターの専用車として、青色回転灯とスピーカーを搭載した「スクール安全活動車」を全警察署に配備しました。青と白のツートンカラーで、県警マスコットの「ルリちゃん」のイラストが描かれた車両は、子どもたちに親しまれています。これまで実施してきた児童生徒に対する防犯教室・防犯訓練にあわせ、車両を使用した学校周辺での見守り活動や地域の安全パトロール活動により、子どもたちや地域の人たちに安全・安心を与えています。豊かな農村を未来へ継承水田などで「生き物調査」 今年度から、農地・水・環境保全向上対策に取り組んでいる県内の266組織が、7月から8月にかけて、水田などに生息する魚や昆虫などの「生き物調査」を実施しました。こうした取組を通して、参加者たちが身近な環境への関心を高め、環境保全や、集落コミュニティの活性化につながることを期待しています。今後とも良好な自然環境をはじめ、農業生産の基礎となる農地や施設などの地域ぐるみの保全活動を促進し、豊かな農業・農村を未来を担う子どもたちに継承していきます。とちぎの元気な森を次世代へ森づくり県民税条例を公布 6月の県議会で「とちぎの元気な森づくり県民税条例」が可決成立され、7月3日に公布しました。県はこの税により荒廃森林の再生と県民の森づくり活動の支援などを行い、水源のかん養、地球温暖化防止など森林の持つ公益的機能が持続的に発揮される森づくりを進めていきます。また、 月 日1016には「とちぎの元気な森づくり県民会議」が設立されました。県民会議では、森づくり憲章の制定、県民協働による森づくりの推進、税で実施した事業の評価などを行い、元気な森を次の世代に引き継いでいくための県民運動を展開していきます。

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