フォトとちぎ2013冬号
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特集bsp cafe(ビーエスピー・カフェ)商店街の一員として行事に参加 大田原市の中心街、中央通り沿いに「ビーエスピー・カフェ」があります。栃木県などの補助で02年にオープンした学生カフェです。国際医療福祉大学公認のサークル活動で、内藤春菜さん(2年生)を中心に 1・2年生が運営しています。 「今年、11年目を迎えます。この間、学内外でのPR活動に力を入れてました。多くの人が呼びかけに応えてくれ、地元の商店会や大学のサークルが会議などに、友人は貸し切りで誕生パーティーにと幅広く利用されています。昨年は、初の主催イベント“ハロウィンパーティ”を開き、大いに盛り上がりました」と内藤さん。 閉店が続く商店街での10年に及ぶ学生たちの活動は、地域からも注目されています。なかでも後継者不足に悩む商店街からは熱い視線が注がれました。 「地元商店会の後継者で組織する荒あらわし和志会から声がかかり、地域のお祭りやイベントに参加しています。夏の大田原市屋台まつりでは“引き手”を毎年頼まれています。また、秋の産業文化祭では、荒和志会が出店する模擬店で、焼きそばを作ったり、売り子になったりして、盛り上げています。売り上げも結構よかったみたいです」と内藤さん。 いま、カフェの近くでは再開発ビルの建設が進められています。ビルには住宅や商業施設のほか図書館などの公共施設も入居予定。周辺の道路や公園整備、既存の「あらまち蔵屋敷」と相まって大田原市の中心街は再び、かつての賑わいを取り戻そうとしています。学生のチカラをまちづくりに11代目店長の内藤春菜さん(国際医療福祉大学2年生)「bsp」は「best service and performance」の頭文字をとりました。国際医療福祉大学公認のサークルですフォトとちぎ2013冬10

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