どうして栃木県が取り組んでいるの
各県の特性と機能連携の考え方
  主な特性 機能連携の考え方
(国会等が他県に配置された場合の主な役割)


新しい全総で中枢拠点都市圏に位置づけられた仙台に近接している。
仙台都市圏は、東北軸と常磐軸が結節する交通の要衝である。
国際空港の仙台空港を擁し、仙台港に近接している。
松島、蔵王等の国際的観光地を有している。
仙台都市圏の高次都市機能を生かし、一層の充実を進めて、首都機能の円滑な発揮に必要な国際交流機能をはじめ、高次の商業サービス機能、文化機能。医療機能等を分担する。
新都市の北の玄関口としての仙台空港の国際化とあわせて、仙台都市圏への国際的なビジネス機能等の集積を促進し、広域国際交流圏の形成など北東国土軸の形成を先導する。
松島、蔵王をはじめ豊かな観光レクリエーション資源を生かし、新都市の住民や訪問者等が憩い、交流する場を提供する。


地盤堅固な阿武隈高地を中心に広大な開発可能地が存在している。
福島空港を擁し、太平洋側と日本海側を結ぶ磐越自動車道が走っている。
中通りの福島、郡山、浜通りのいわきなどの中核都市が分散している。
海や山など四季を通じた多様な観光レクリエーション資源を有している。
福島空港が全国・世界に開かれた玄関口となる。(栃木県に国会等が立地した場合は福島空港が首都空港となる。)
福島空港を有していることに加え、関東地方と東北地方、太平洋側と日本海側の結節点に位置することから、広域的な物流機能、緊急時の救急・救援機能等を配置する。
広大な開発可能地を生かし、21世紀のモデルとなる「森にしずむ都市」の理念を踏まえて、居住、研究開発、ビジネス、保養・研修、情報等の機能を導入する。


常磐軸上に位置し、中核都市水戸や筑波研究学園都市に近接している。
百里飛行場、常陸那珂港を擁し、常磐自動車道、東関東自動車道、北関東自動車道が走る交通の要衝である。東京と短時間で結ばれ、成田空港にも近接している。
筑波山、笠間等の多様な観光レクリエーション資源を有している。
東京、筑波研究学園都市等との近接性を生かし、国際的な研究開発機能、ビジネス機能を導入する。
東京圏のみならず、新都市の住民や訪問者等に身近なレクリエーションの機会を提供する。
他県に国会等が配置された場合、常磐ルートが緊急時に東京と新都市を結ぶ主要な代替ルートとなる。
百里飛行場は、緊急時はもちろん日常的にも首都の空港を保管する交通機能を担い、常陸那珂港は中核国際港湾として首都の物流機能を担う。


平坦な那須野ヶ原を中心に開発可能地が広がり、大規模な国公有地、民有地が一団の土地として存在している。
新幹線、高速道路により東京と短時間で結ばれ、北関東最大の中核都市宇都宮に近接している。
日光、那須等の国際的観光地を有しており、那須御用邸が立地している。
宮城県、福島県に国会等が配置された場合は東京と新都市を結ぶ主軸上に位置し、茨城県に配置された場合でも新都市に近接する条件を生かし、両者の中枢機能を支援・補完するビジネス機能、情報バックアップ機能、物流機能を導入する。
日光、那須等の国際的観光地を控え、御用邸、御料牧場が立地する条件を踏まえ、国際的な迎賓機能、リゾートと融合した国際交流機能等を整備するとともに、東京圏や新都市の住民や訪問者等に身近なレクリエーションの機会を提供する。


県庁所在都市山形市は、仙台市、福島市から1時間圏に位置している。
蔵王、山寺等のほか、多くの温泉等の多様な観光レクリエーション資源を有している。
山形市の都市機能、山形空港の存在、日本海側との連絡等の特性を生かして、首都機能を支援、補完する。
新都市の住民や訪問者等が憩い、交流する「奥座敷」的な空間を提供する。



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