用語解説

ふっ素、ふっ化水素、ふっ化けい素

ふっ素を含む原料を使用するガラス製造工場やタイル製造工場等から発生し、大部分はふっ化水素だと考えられる。ふっ素そのものは土壌、海水、動植物中に広く分布するものであるが、ふっ素、ふっ化水素は反応に富み、それ自体刺激性と腐食性を持ち大気中濃度が低くても植物被害を発生する。ふっ化けい素は水によって加水分解され、ふっ化水素を生じる。公共用水域等での環境基準は0.08mg/リットルである。