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| 企業名 | 東京計器株式会社 那須工場 |
|---|---|
| 住所 | 〒325-0001 栃木県那須郡那須町大字高久甲3-1 |
| TEL | 0287-63-3711 |
| ホームページ | http://www.tokyo-keiki.co.jp ※クリックすると別ウィンドウで開きます |
計測・認識・制御といった人間の感覚の働きをエレクトロニクスをはじめとする先端技術で商品化し、高い品質の商品とサービスを提供することによって、人々が安全で快適に暮らせる社会環境づくりに貢献する東京計器株式会社 那須工場様をお訪ねし、電子事業部 生産部 工場管理課 課長 大西 修様にお話を伺いました。
【振動ジャイロ姿勢センサ】
東京計器株式会社 那須工場（以下、那須工場）は、各種最先端技術の研究開発をはじめ、防衛機器（レーダー警戒装置・慣生航法装置）、海上交通機器（高分解能レーダー装置・海上交通情報処理システム・ＡＩＳ陸上局装置）、情報通信機器（マイクロ波モジュール）、通信制御機器（アンテナ自動指向装置・移動体衛星通信アンテナスタビライザ）、慣性センサ応用機器（振動ジャイロ姿勢センサ、サーボ加速度計）などの生産を行っています。
那須工場は超高精度な各種センサの研究拠点であるため、振動や不要電波などの外来ノイズが少ない那須地区は最適な環境と言えます。
また、豊かな自然環境だけでなく交通インフラが整っているのも那須地区の魅力です。那須塩原駅から東北新幹線を利用すれば東京まで1時間半、東北自動車道なら2時間と首都圏へのアクセスにも優れています。交通インフラの面で見ると栃木県は全体的に立地条件が良いと思います。
【リングレーザージャイロ】
那須高原の美しい自然と最先端技術との調和を目指す那須工場からは様々な製品が世に送り出されています。主力となるジャイロ製品は、機械式ジャイロから光ファイバージャイロ、リングレーザージャイロなどへと進化しながら高度化する社会ニーズに応えています。また、発生した地震の震度を測定する地震計のセンサとして使わ れる高精度サーボ加速度計も那須工場で作られています。その他、私たちの生活で身近なところではアンテナ自動指向装置やカメラスタビライザなどがあります。ＴＶで報道ヘリコプタからの空撮映像をご覧になる機会があると思いますが、振動でブレたり画像が乱れたりすることなく大変きれいに映っています。それは、ヘリコプタがどん・ﾈ姿勢で飛行しても安定した映像波を送信するために当社のアンテナ自動指向装置やカメラスタビライザが活躍しているからです。ヘリコプタからの空撮映像をご覧の際には、当社の技術を思い出していただけると嬉しいです。
那須工場の中には地域消防団に加入している従業員が多数おり、火災などの発生時には勤務中であっても消防団員として派遣できる体制を整えています。以前には当社のグランドを大規模災害の訓練活動場所として提供したこともありました。また、栃木県安全運転協議会の那須塩原地区の役員として安全運転指導にあたっている従業員もいます。
那須工場ではこうした活動を通じて地域に貢献しておりますが、その特徴は従業員ひとり一人が役割を担いながら地域社会に溶け込んでいることだと思います。
【本社外観】
当社は那須工場の他に、矢板、佐野、田沼に生産拠点があり、栃木県とは深い関わりのある企業です。地域社会と共に、より良い社会環境づくりのために貢献してまいりたいと考えておりますので、これからもよろしくお願い致します。
