企業名 | 日本コークス工業株式会社 栃木工場 |
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住所 | 〒328-8503 栃木県栃木市国府町1番地 |
TEL | 0282-28-1111 |
ホームページ | http://www.n-coke.com/index.html 化工機事業部 http://www.nc-kakouki.co.jp/ ※クリックすると別ウィンドウで開きます |
「人類の活動に不可欠な資源・素材と高付加価値技術を社会に供給し続けることにより、存在価値のある企業体としてより良い社会環境の構築に貢献するとともに、人類社会の永続的発展に寄与する。」ことを経営理念とし、企業活動を行っている日本コークス工業株式会社様。
今回は化工機事業部 栃木工場様をお訪ねし、管理部長 松本浩様にお話を伺いました。
製鉄や非鉄金属の精錬に必要なコークスの生産・供給から、多面的に関連事業を展開していくなかで、化工機事業を行う当工場は、昭和39年(1964年)に(株)三井三池製作所栃木工場として現在の地に立地しました。
当社が石油化学プラント事業を拡大していく中で操業を開始し、工業用の混合機(ミキサ)や粉砕機(ミル)といった粉粒体機器も同時に取扱うようになり、現在ではこれらの粉粒体機器や粉粒体プラントが当工場の主力製品となっております。
当社の粉粒体事業は、各種機器及びプラントの総合メーカーとして、当工場で製造した製品を日本全国、また世界各国へ出荷すると共に、長年に亘って蓄積した技術とノウハウをもって今後とも最先端の粉体処理技術を追求し、絶え間なく新製品の開発を行っております。
また、当工場内にある粉体技術センターでは、お客様が持ち込まれる材料の処理テストを実施し、最新の設備ときめ細かなサービスでお客様のあらゆるご要望に対応しております。
当社製品は日本全国、また世界各国のユーザー様にご愛顧頂いておりますが、東北自動車道、北関東自動車道の交通インフラが整備され大手企業や技術力の高い中小企業が集積する栃木県は、同県に製造・研究開発拠点を立地する当社にとって、部品の調達・製品の流通面で大きな強みとなっています。
大手メーカー様の工場への製品の納入が多いのですが、それらの工場は首都圏に集中しているとは限らず、全国に点在しています。栃木県は国内で中央付近に位置しているので、そういった製品の流通に関しては非常に良い所だと感じております。
また自然災害が少なく、当社は災害へのリスクマネジメントを全社的に強化しておりますが、栃木県は地震や台風などの災害が少ないため、リスク管理に対するコストが低く抑えられます。
電池、電子部品から食品、医薬品まで粉粒体の技術が必要な幅広い分野で、MADE in とちぎの当工場の製品が使われています。
例えば、身近なところでは皆さんが使っている携帯電話の電子部品の製造過程等で、ナノレベルまで粉砕可能な当工場製の超微粉砕機「MSCミル」が使われています。
先進のテクノロジーで業界を常にリードし続けてきた当社粉粒体事業は、高性能流動式混合機「FMミキサ」や粉砕機「アトライタ」など業界のスタンダードマシンをはじめ、微粉砕機、複合化機「COMPOSI(コンポジ)」、混練機「ニーデックス」、分級機など産業界のあらゆるニーズに応え“モノづくり”を支えています。
当工場で製造する工業機械は、一般の方が直接目にする機会が少ないのでなじみの薄い製品が殆どですが、粉粒体業界をリードしてきた製品も多く、業界を代表するものと自負しております。
地域の環境保全のため、栃木警察の地域安全協会に参加し、月に一回駅や公園などを警察の方と一緒にパトロールしております。また近隣の清掃活動などのボランティア活動を行っております。
当社栃木工場は、昭和39年に開業し、長年にわたって栃木県また近隣地域の皆様のご支援・ご協力を賜り、事業を続けております。これからも地域に貢献できる工場として活動していきます。
また、このたび粉体技術センターをリニューアルし、粉粒体処理体制が整い、充実したきめ細かいサービスが可能となりましたのでご支援の程、よろしくお願い申し上げます。