令和２(2020)年栃木県産業連関表について

　令和２(2020)年栃木県産業連関表を作成しましたので、お知らせします。

　産業連関表は、県内の産業間の取引額を一覧化した統計表で、県内で生産された商品（財・サービス）の販売先と原材料等の購入元との関係（需給関係）を同時に把握することができ、経済波及効果の推計などに活用されています。　

　令和２(2020)年栃木県産業連関表の主な内容は次のとおりです。

　・県内生産額は17兆1,819億円でした。

　・生産額のうち、原材料等にかかる費用である「中間投入額」は８兆3,754億円（中間投入

　　比率48.7％）、人件費や営業余剰等に当たる「粗付加価値額」は８兆8,065億円（粗付加

　　価値率51.3％）でした。

　・県内で生産された商品の県外への販売額である「移輸出額」は８兆6,901億円（移輸出率

　　50.6％）でした。

　・県外で生産された商品の県内需要者による購入額である「移輸入額」は７兆8,915億円（移

　　輸入率48.2％、自給率51.8％）でした。