重要なお知らせ
2025年8月6日発表
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令和7(2025)年8月5日、矢板市内において、特定外来生物クビアカツヤカミキリの成虫が確認されましたので、お知らせします。
・県内では、これまでに16市町(宇都宮市、足利市、栃木市、佐野市、鹿沼市、小山市、真岡市、大田原市、那須塩原市、さくら市、下野市、上三川町、益子町、芳賀町、壬生町、野木町)において本種による樹木への被害が確認されております。
・今回は民家敷地内で成虫が発見されたものであり、現時点では樹木への被害は確認されていません。
・県と市で周辺の被害調査を実施し、本種による樹木への被害を発見した場合は、必要な防除対策・防除指導に取り組んで参ります。
【参考】
1 クビアカツヤカミキリの被害の特徴
幼虫が、モモ、スモモ、ウメ、サクラなどの樹木の内部を食い荒らして、最終的には枯らしてしまいます。
2 クビアカツヤカミキリの生態
幼虫は、樹木内で主に4~10月頃に活発に食害し、樹皮にあけた穴から大量のフラス(木くずと糞の混ざったもの)を排出しながら、2年程度過ごし、6~8月頃に2~4㎝程度の成虫になります。
3 防除対策
(1)被害の拡散を防止するためには、伐採が最も有効な対策です。
(2)薬剤により木の内部の幼虫を駆除する方法もあります。
(3)羽化した成虫の分散防止のため、樹幹部にネットを巻き付け、定期的に見回って成虫を見つけたら捕殺します。
【県HP】 クビアカツヤカミキリにご注意ください
https://www.pref.tochigi.lg.jp/d04/seibututayousei/kubiakatuyakamikiri.html
お問い合わせ
自然環境課 野生生物・鳥獣対策班 生物多様性保全チーム
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