令和4(2022)年度野生鳥獣の捕獲状況及び農林業被害状況について

　令和4(2022)年度の野生鳥獣の捕獲状況及び農林業被害状況について、別添のとおり取りまとめましたのでお知らせします。

1　主な獣類の捕獲状況（環境森林部自然環境課）

・シカは13,126頭で、対前年度比83％であり、捕獲目標8,000頭を上回った。

・イノシシは5,801頭で、対前年度比122％であり、捕獲目標13,000頭を下回った。

2　獣類（シカ・クマ）による林業被害状況（環境森林部森林整備課）

・獣類による林業の被害面積は65haで対前年度比100％、被害金額は1億8千百万円で、対前年度比106％であった。

・被害の内容は、シカ・クマによる壮齢木の剥皮被害や、植栽地における幼齢木の食害（シカ）であった。

3　野生鳥獣による農作物被害状況（農政部経営技術課）

・鳥獣による農作物被害金額は1億9千9百万円で、対前年度比112％となった。

・このうち、獣類の被害金額は1億4千6百万円で、対前年度比106％となった。

・獣種別に見ると、イノシシによる被害が半分程度を占め、次いでハクビシン、シカ、サルの順で推移した。

・作物別に見ると、稲の被害が最も多く、次いで野菜、いも類の順となった。