【結果報告】令和６(2024)年度野生鳥獣の捕獲状況及び農林業被害状況

　令和6年度の野生鳥獣の捕獲状況及び農林業被害状況については、以下のとおりでしたのでお知らせします。

1　主な獣類の捕獲状況（環境森林部自然環境課）

・シカは14,072頭であり、対前年度比111％で増加となった。

・イノシシは9,928頭であり、対前年度比157％で増加となった。

2　獣類（シカ・クマ）による林業被害状況（環境森林部森林整備課）

・林業の被害面積は31haで対前年度比48％、被害金額は1億1千7百万円で、対前年度比51％であった。

・被害の内容は、シカ・クマによる壮齢木の剥皮被害や、植栽地における幼齢木の食害（シカ）であった。

3　野生鳥獣による農作物被害状況（農政部経営技術課）

・鳥獣による農作物被害金額は2億4千3百万円で、対前年度比135％となった。

・このうち、獣類の被害金額は2億4百万円で、対前年度比145％となった。

・獣種別では、イノシシによる被害が61%を占め、次いでハクビシン、シカ、タヌキの順で推移した。

・作物別では、稲の被害が最も多く、次いで野菜、果樹の順となった。