重要なお知らせ
2024年12月19日発表
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栃木県では「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づき、県内の医療機関のうち76か所を定点として、インフルエンザの発生動向調査を実施しています。
この調査結果によりますと、令和6(2024)年第50週(12月9日(月曜日)から12月15日(日曜日)まで)の県内全域における定点医療機関当たりのインフルエンザの患者報告数が11.72人となり、今シーズンはじめて注意報レベルの基準値である「10.00人」を超えました。
保健所管内別では、宇都宮市、県南管内、県北管内、安足管内で注意報レベルを超えています。
今後、更なる患者数の増加が予想されます。特に年末年始は、帰省等により出掛ける機会が多くなりますので、インフルエンザの発生動向を注意するとともに、以下の「予防について」を参考に感染予防対策を心がけてください。
(参考)
※一定点医療機関当たり報告数
各定点医療機関から報告のあった各感染症の一週間当たりの報告総数について、県及び保健所管轄ごとの定点医療機関数で除算した数値(換算値)です。
※注意報レベルの基準値
流行の発生前であれば今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性があることを、流行発生後であればその流行がまだ終わっていない可能性があることを示します。インフルエンザの注意報レベル基準値は、県及び保健所管轄ごとの一定点医療機関からの報告数が10以上と国が定めています。
インフルエンザは、インフルエンザウイルスの感染によって引き起こされる呼吸器系感染症です。「一般のかぜ症候群」とは分けて考えるべき「重くなりやすい疾患」です。
潜伏期間は、概ね1~7日(多くは3~4日)です。症状は、発熱(通常38℃以上の発熱)と咳・鼻水・のどの痛みなどの呼吸器症状が突如現れ、頭痛、全身のだるさ、筋肉痛、嘔吐、腹痛、下痢などを伴う場合もあります。
感染経路は、咳などで飛び散ったウイルスを吸い込んで感染する(飛沫感染)ほか、ウイルスが付着したドアノブなどに触れて感染する(接触感染)場合などがあり、例年12月頃から徐々に流行しはじめ、1~3月頃にかけて患者数が増加する傾向が見られます。
県西健康福祉センター:TEL 0289-62-6225 鹿沼市、日光市
県東健康福祉センター:TEL 0285-82-3323 真岡市、益子町、茂木町、市貝町、芳賀町
県南健康福祉センター:TEL 0285-22-1219 小山市、上三川町、下野市、野木町、栃木市、壬生町
県北健康福祉センター:TEL 0287-22-2679 大田原市、那須町、那須塩原市、矢板市、塩谷町、さくら市、高根沢町、那須烏山市、那珂川町
安足健康福祉センター:TEL 0284-41-5895 足利市、佐野市
宇都宮市保健所:TEL 028-626-1115 宇都宮市
インフルエンザ対策に関する情報は、栃木県ホームページにおいて、情報提供します。(http://www.pref.tochigi.lg.jp/e04/welfare/hoken-eisei/kansen/hp/inful.html)
最新の患者の発生状況は、栃木県感染症情報センターホームページ(http://www.pref.tochigi.lg.jp/e60/tidctop.html)において、情報提供します。
お問い合わせ
感染症対策課
〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎北別館3階
電話番号:028-623-2834
ファックス番号:028-623-3759