食中毒の発生について

令和6(2024)年4月3日（水曜日）午前11時頃、医薬・生活衛生課宛て越谷市保健所から、同市民が3月28日（木曜日）から3月29日（金曜日）にかけて栃木県内の複数の飲食店を利用した後、体調不良となった旨の通報及び関係施設への調査依頼があった。

また、関係施設のうち1施設について、3月23日（土曜日）利用の1グループ及び3月27日（水曜日）利用の1グループにおいても体調不良者が確認され、同施設を管轄する県西健康福祉センターが調査を開始した。

同センターによる調査の結果、発症者は同施設で飲食した後、24時間から55時間の間に吐き気、嘔吐、発熱等の症状を呈していたことが判明した。

発症者に共通する食事は、同施設が提供した食事に限られること、発症者及び調理従事者の便からノロウイルスが検出され、発症者の症状はノロウイルスによるものと一致していること、発症の状況が一峰性で時間的に集積性が認められることから、本日、同センターは同施設が提供した食事を原因とする食中毒と断定した。

なお、発症者は全員快方に向かっている。

◎食品関係事業者等食品を取り扱う方は、特に次の点に注意し、ノロウイルス食中毒を予防しましょう！

（別添リーフレット参照）

適切な手洗いの励行（トイレ使用後や調理前等、石けんでこまめに手を洗う）

健康管理の徹底（下痢、嘔吐等の症状がある場合には、調理に従事しない）

調理器具等の適切な消毒（煮沸や次亜塩素酸ナトリウム液などによる消毒を実施）

使い捨て手袋等の適切な着用（素手で直接食品に触れない）など