食中毒の発生について

令和7(2025)年2月13日(木)10時頃、県北健康福祉センター(県北保健所)宛てに管内のそうざい製造業施設から「弁当を配達した事業所で下痢を呈した者が複数名いる。」との通報があり、当該施設を管轄する同センターが調査を開始した。

同センターによる調査の結果、2月12日(水)に当該施設が調理、提供した弁当を喫食した4グループ80名のうち4グループ58名が下痢、腹痛等の食中毒症状を呈していることが判明した。

発症者を診察した医師から食中毒患者等届出票が提出されたこと、発症状況が一峰性で時間的に集積性が認められること、発症者に共通する食事は2月12日(水)に当該施設において調理、提供された食事に限られていること、食品及び発症者の便から食中毒の原因物質であるウエルシュ菌が検出されたこと、発症者の症状はウエルシュ菌によるものと一致していることから、当該施設が調理、提供した弁当を原因とする食中毒と断定した。

なお、発症者は全員快方に向かっている。