栃木県総合計画 とちぎ元気プラン 2006〜2010
知事あいさつとちぎ元気プラン策定経過

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政策23 健やかで安心な生活を守る
231 安心で良質な医療の確保
参照:第2部
232-1 良質で適切な地域医療の充実
区 分
主な実施内容
担当課
良質な医療の確保
  • かかりつけ医の普及定着を促進するとともに、かかりつけ医と地域中核医療機関との連携体制を強化し、かかりつけ医を中心とした地域医療体制の整備を図ります。
  • ドクターバンク事業、研修資金の貸与を始め栃木県医師確保支援センター等による情報提供などにより、公的病院等の小児科、産科、内科の医師確保を図ります。
  • (財)日本医療機能評価機構の評価受審を促進するとともに、医療安全相談センターの相談・情報提供機能の充実を図ります。
  • 公的医療機関等の施設・設備の整備充実を促進し、地域における高度医療機能の確保を図ります。
医事厚生課
高度・先進・専門医療の充実
  • 先天性心疾患や小児精神等に対応する自治医科大学こども医療センターの整備促進と血液疾患や内分泌疾患に対応する獨協医科大学子ども医療センターの運営を支援していきます。
  • 地域の医療機関との連携を始めがん診療従事者の育成・研修など、がんセンターを中心としたがん診療のネットワークを構築します。
へき地医療の確保
  • へき地拠点病院が行うへき地巡回診療の一層の充実を図ります。
  • へき地診療所及びへき地医療拠点病院への助成を行い、へき地医療体制の充実・強化を図ります。
  • 自治医科大学卒医のへき地診療所等への配置を推進します。

232-2 救急医療体制の充実
区 分
主な実施内容
担当課
救急医療体制の充実
  • かかりつけ医の普及定着の促進や子ども救急電話相談の実施、休日夜間急患センターの整備促進等により初期・二次・三次の機能分化を促進するとともに、地域の中核病院等への患者の集中の解消を図ります。
  • 病院群輪番制病院の確保と重症患者に対する診療機能の強化により、二次救急医療体制を充実します。
  • 高度専門医療機能の強化を図り、第三次救急医療を担う救命救急センターを充実します。
  • 小児休日夜間急患センター及び小児救急拠点病院の整備を促進し、小児救急医療体制の未整備地区の解消を図ります。
医事厚生課
病院前救護体制の充実
  • 救急救命士の処置範囲の拡大及び救急救命士に対する医師の指示体制の構築等、救急現場から医療機関に搬送されるまでの病院前救護体制の充実を図ります。
医事厚生課

消防防災課
災害時医療体制の充実
  • 災害拠点病院のライフライン維持機能の整備等を支援するとともに、災害派遣医療チーム(DMAT)の充実を図ります。
  • 広域災害・救急医療情報システムの効果的な運用を図ります。

232-3 感染症・難病・精神医療対策の充実
区 分
主な実施内容
担当課
感染症に係る医療提供体制の確保
  • 新興感染症等に対応できる病床の整備・指定を促進します。
健康増進課
難病対策の推進
  • 在宅で療養している難病患者等に対し、健康福祉センターや難病相談支援センターなどが療養や生活などに関する相談・支援を行うことにより、安心して療養できる環境の確保と難病患者及びその家族の生活の質の向上を図ります。
  • ホームヘルプサービス事業や短期入所事業など難病患者に対する居宅生活支援を促進します。
精神科医療体制の充実
  • 県立岡本台病院における基幹的病院としての専門医療体制の充実や、民間精神科病院との連携の強化を図り、地域の精神科医療体制の充実を図ります。
  • 医療機関や警察、消防等との連携強化、措置入院に係る措置診察指定医輪番システムの充実などにより、精神科救急医療体制の充実を図ります。

232-4 血液の確保と移植医療対策の推進
区 分
主な実施内容
担当課
臓器移植の推進
  • 臓器提供意思表示カードの配付等により、県民意識の向上や臓器移植の推進を図ります。
  • 院内移植コーディネーターの養成や設置を促進し、円滑な移植実施のための体制を整備します。
健康増進課
骨髄バンク登録の推進
  • 骨髄提供希望者の登録の機会を増やすとともに、県民の骨髄バンク登録に対する理解促進のための普及啓発活動を推進します。
薬務課
成分献血・400ml献血の推進
  • 市町村等と連携し、様々な広報媒体を通じて広報活動を行い、20歳代の若者を中心とした献血を推進します。

232-5 医薬品などの有効性と安全性の確保
区 分
主な実施内容
担当課
医薬品等の監視指導の充実と医薬分業の推進
  • 薬事監視指導体制を充実し、無承認医薬品や不良医薬品の流通防止など、医薬品等の有効性と安全性の確保を図ります。
  • 県民に対してかかりつけ薬局の普及啓発などを行うことにより、医薬分業を推進します。
薬務課
麻薬適正使用の推進
  • 病院等の麻薬・向精神薬等の取扱者に対して、立ち入り検査を実施し、不正流通や不正使用を防止します。
  • 薬物乱用に関する正しい知識を広く県民に伝え、薬物乱用を許さない社会環境づくりを推進します。
温泉利用施設に対する監視指導の充実
  • 温泉利用施設の監視指導等を実施し、適切な管理や温泉源の保護、温泉利用の適正化を図ります。

232-6 国民健康保険制度の安定的運営の確保と医療費の適正化推進
区 分
主な実施内容
担当課
国民健康保険制度の安定的運営の確保
  • 市町村の事業運営・保険資格適用の適正化に関する助言及び財政安定化のための調整交付金の交付を行います。
  • 保険税(料)の適正賦課・収納率向上対策の助言を行います。
国保医療課
医療費の適正化推進
  • 市町村に対するレセプト点検指導を行います。
  • 医療費データの分析・活用の助言を行います。
  • 重複・頻回受診者対策の推進の助言を行います。

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