トップ > 環境 > 環境保全・温暖化対策 > 環境保全 > とちぎの環境 > 計画・報告書等(環境資料アーカイブ) > 環境の状況及び施策に関する報告書(環境白書) > 平成12年度環境の状況及び施策に関する報告書(要約)
自然環境の保全
1 自然環境の状況 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(1) 自然環境の現況 県北部は、日光、高原、那須火山群からなる山岳地帯があり、湖沼、渓谷、瀑布や高層湿原等が原生林と調和した自然景観を形成しています (2) 森林の現況 本県の森林は、県土の約55%を占めており、木材等の林産物の生産機能と水資源かん養、県土の保全、観光資源としての優れた自然環境の提供など、県民生活と深い関わりを持ち、多面的な公益的役割を果たしています。 (3) 自然公園の現況 本県の自然公園の面積は、約13万haで、県土の面積の21%を占めています。 図3−1−1 自然公園の現況 (単位:ha)
(注)日光国立公園の面積は本県分のみを計上した。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2 自然環境保全対策 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(1) 自然環境の保全対策
表3−1−1 自然環境保全地域等指定状況 (12年4月1日現在)
(2) 自然公園の保護対策 自然公園(日光国立公園及び八つの県立自然公園)の優れた風景地を保護するため、各種行為の規制等を行うとともに、快適な利用を確保するための施設整備、利用者に対する適正利用の指導等を行います。
(3) 野生鳥獣の保護対策 野生鳥獣は、自然環境を構成する重要な要素の一つであり、自然環境を豊かにするものであると同時に、農林水産業の振興及び生活環境を快適にする上で、欠くことのできない役割を果たすものです。 表3−1−2 鳥獣保護区等の設定状況
(12年3月31日現在)
(4) 環境緑化対策 本県の緑地(農用地を含む)は、県土の約80%を占め、全国的にも緑に恵まれた環境にありますが、人口の集中化や都市化の進展に伴う緑の減少や緑資源の大部分を占める森林の手入れ不足等、緑を取り巻く環境は必ずしも楽観を許さない状況にあります。
(5) 林野保護対策 樹木の育成は、厳しい自然環境の中で長期間にわたって行われるため、各種の病虫害にかかる場合があり、しかも、ひとたび被害を受けると、その回復が非常に困難です。 |