トップ > 環境 > 環境保全・温暖化対策 > 環境保全 > とちぎの環境 > 計画・報告書等(環境資料アーカイブ) > 環境の状況及び施策に関する報告書(環境白書) > 平成13年度環境の状況及び施策に関する報告書(要約)
環境保全型農業の推進
1 環境保全型農業の状況 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
化学肥料・農薬の過度の使用、家畜ふん尿の過剰施用や不適切な処理等により、周辺環境への悪影響が生じています。 (2) 畜産環境苦情の経年的発生状況 発生数を経年的にみると、昭和60年度以降減少傾向にあり、過去3か年は9年度57件、10年度51件、11年度は61件の発生となり、12年度は77件とやや増加しました。 図3−4−1 畜産環境苦情の発生状況(家畜別) (3) 苦情の種類別畜産環境汚染問題発生状況 苦情の種類別では、悪臭関連(59%) が特に多く、次いで水質汚濁関連(24%) となっており、苦情が悪臭、水質汚濁、害虫発生に集中している傾向が認められます。(図3−4−2) 図3−4−2 苦情の種類別発生状況
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2 環境保全型農業の推進 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
6年3月に「栃木県環境保全型農業推進基本方針」を策定し、次の4項目を柱に環境に調和した農業を積極的に推進します。 ○ 土づくりの推進 環境保全型農業の普及啓発を図るため、生産者・農業団体等の取組の支援、消費者に対するPRを実施します。
(2) 畜産経営環境保全対策の推進 畜産経営による環境汚染問題は、経営の存続や畜産業の発展に重大な影響を与えることから、家畜ふん尿の適切な処理・利用により環境汚染を未然に防止し、畜産経営の健全な発展を図るため、「環境保全型畜産確立基本方針」に沿って、次のような畜産経営における環境対策の推進に努めています。 ○ ふん尿の適正な処理と畜産農家・耕種農家の有機的連携による農地還元の推進 (3) 畜産経営環境保全対策の指導 各農業振興事務所ごとに県関係機関、市町村、農協等の関係団体を構成員とする「栃木県経営・生産対策推進会議地方協議会」を設置し、次のような指導等を行っています。 ○ 環境問題の発生状況等の実態調査 (4) 環境の保全に対する助成等
表3−4−1 畜産環境対策の施設、機械整備に対する事業実施状況
表3−4−2 農業近代化資金(畜産関係公害防止機械・施設)の融資状況
|