4 自然とのふれあい活動の推進
1 ふれあい活動の情報や機会の提供
自然とのふれあいに対する県民ニーズの多様化に対応するため、日光自然博物館や自然ふれあい施設を活用して、様々な自然とふれあう体験機会の充実を図るとともに、これらの情報提供に努めています。
また、農山村地域住民と都市住民の相互理解を促進するため、総合交流施設や農村レストラン、体験交流施設等の整備を行っています。17年度には、都市と農村の交流を一層推進するため、とちぎファームフェスタ2005等のイベントの開催や情報提供等を行いました。

井戸湿原での自然観察会
2 人材の育成と活用
県と市町で構成する栃木県自然ふれあい活動推進協議会において、自然ふれあい活動指導者養成講座を実施し、指導者の養成を図っています。
また、同講座の修了者を自然ふれあい活動指導者として登録し、学校や市町が主催する自然観察会等に紹介しています。
3 自然とのふれあいの場の確保
日光国立公園や県立自然公園において、安全で快適に自然とのふれあいが体験できるよう、国や市町村と連携を図りながら、歩道や駐車場などの自然公園施設の整備を図っています。奥日光地区では、湖畔園地、イタリア大使館別荘記念公園、中禅寺湖畔ボートハウス等の管理運営を行うとともに、小田代原周辺の交通規制の代替手段として低公害バスを運行しています。