第1部 総説
トピックス 〜平成19年度の話題
1 とちぎの元気な森づくり県民税スタート
◆ | 豊かな水や空気を育み安全で安心できる県土をつくり、地球温暖化の防止にも貢献する大切な森林を、県民全体の理解と協力の下に守り育て、元気な森を次の世代に引き継いでいくために、20年4月から「とちぎの元気な森づくり県民税」がスタートしました。 |
◆ | 19年度は、その導入に向けた様々な取組を行いました。 |
◆「とちぎの元気な森づくり県民税」の導入に向けた19年度の取組
とちぎの元気な森づくり県民税条例の制定 | ||||||||||||
県協議会第290回定例会において、とちぎの元気な森づくり県民税条例が可決され、19年7月3日に条例を公布しました。 | ||||||||||||
◆とちぎの元気な森づくり県民税の概要◆ | ||||||||||||
■税率等■
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■使い道■ | ||||||||||||
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とちぎの元気な森づくり県民協議会の設立 | ||
○ | とちぎの元気な森づくりを県民協働で進めることを目的に19年10月16日に「とちぎの元気な森づくり県民会議」が県内各界の団体代表者や一般公募者を含む57の構成員により設立されました。 | ![]() |
○ | この県民会議では、森づくりの推進、県産材の利用促進、意識の啓発、森林・林業教育を推進していきます。 | |
とちぎの元気な森づくり県民会議設立総会(19年10月) |
とちぎの元気な森づくり憲章の策定 | |
○ | 県民協働で森づくりを進めるための基本理念となる「とちぎの元気な森づくり憲章」を20年3月25日に策定し、公表しました。 |
○ | 策定に当たって県民のご意見を広く募集したところ、1,248件の募集がありました。 |
○ | いただいた御意見を参考に、とちぎの元気な森づくり県民会議の中に設置した森づくり憲章策定委員会(委員長:陣内宇都宮大学教授)で検討、策定作業が行われました。 |
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2 「栃木県環境学習・環境保全活動推進指針」の策定
◆ | 環境問題を解決し、環境への負荷の少ない持続可能な社会を実現するためには、県民、学校、事業者、行政等の全ての主体が、自らの問題として捉え、身近なところから着実に環境保全に向けた取組を実践するとともに、行動の環を広げていく必要があります。 |
◆ | このため、県では、環境学習や多様な主体の協働による環境保全活動を進めていくための新たな指針を平成20年3月に策定しました。 |
◆ | 指針は、今後10年程度を展望して、環境学習や環境保全活動を進める上での各主体が共有すべき基本的な考え方や目標、取組の方向性などを示すものです。 |
◆ | 今後、県においては、この指針に基づき、環境学習や環境保全活動の推進に関する施策を積極的に推進していきます。 |
◆ | 県民の皆様におかれましても、この指針の趣旨を御理解いただき、家庭や学校、地域、職場など、生活の中の様々な場面で、環境学習や環境保全活動に積極的に取り組んでいただきたいと思います。 |
◆環境学習・環境保全活動の推進に係る基本的な考え方
◆各主体に期待される役割
◆環境学習・環境保全活動の推進に係る目標
3 栃木県庁の環境ISO(ISO14001)認証取得
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◆本県の取組内容
1 取組経過
18年度 | ○栃木県環境マネジメントシステム(EMS)の構築 ○環境方針の策定、公表【1月9日】 |
19年度 | ○EMSの運用開始【4月〜】 ○審査登録機関による審査を受審【1、2月】 ○ISO14001の認証取得【3月14日】 |
2 EMSの概要
(1)適用区域等
適用区域 | 栃木県本庁舎及び附属庁舎、警察本部庁舎 |
適用組織 |
適用区域内における 知事部局、企業局、県議会事務局、人事委員会事務局、監査委員事務局、 労働委員会事務局、教育委員会事務局、警察本部 |
適用職員 | 労働組織内に所属する職員(嘱託員、日々雇用職員及び団体の職員を含む。 |
(2)各計画とEMSの関係(イメージ)