悪臭官能試験法の1つで、においを無臭の空気でその検知、又は認知いき値まで希釈した希釈倍数(臭気濃度)をもって数量化する方法であり、3個1組の臭袋のうち、においの入っている一つの袋を選択する方法により先入観の排除を図り、また、パネル選定試験等により安定性の確保に努めている。
三点比較式臭袋法は、昭和46年東京都公害研究所において開発され、昭和52年に東京都公害防止条例で採用された。