県消防防災ヘリコプター山岳救助時における負傷事故発生について

　日光市において、本県消防防災ヘリコプターが山岳救助出動中に、当該ヘリコプターのダウンウオッシュ（下向気流）により飛散した木が地上関係者に当たり、負傷する事故が発生しましたので、以下のとおりお知らせします。

１　発生日時　　令和７(2025)年10月18日（土）　12時14分頃

２　発生場所　　日光市川治温泉高原地内

３　事故の内容・経過

　日光市消防本部から救助要請を受け、本県消防防災ヘリコプターが出動し、災害現場上空付近の山中において、捜索救助活動中、当該ヘリコプターのダウンウオッシュ（下向気流）により飛散した木が地上にいた関係者１名（60代男性）に当たり、負傷（第４頚椎椎弓骨折）したものです。

４　国の対応

　本日、国土交通省が航空事故と認定し、運輸安全委員会が航空事故調査官2名を指名。

５　今後の対応

　航空消防活動では、安全確保に十分配慮し、安全運航体制の徹底に努めておりますが、今回の事故を受け、運輸安全委員会の調査に全面的に協力するとともに、改めて安全運航体制の点検、徹底を図り、再発防止に取り組みます。

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