○ 国会等移転審議会の答申内容について
『…得られた結果については、国内外の批判に十分耐え得るものであると自負する次第でもございます。』
○ 審議会委員の「災害対応力の強化」という意義に対する評価について
『…災害を予想しての対策をという考えには異を唱える者が一人もなく、むしろ緊急に実現させよという意見が圧倒的でございました。』
『…今日最も多くの人々の支持を得ていると思われ、かつ、実際に重要と思われますのは、先ほども申し上げましたとおり、災害対策でございます。』
○ 移転先候補地について
『…基本的には個人の意見として……審議会で慎重審議の結果与えられた総合評価の点数が最も高い地域をお選びいただくというのが一つの、だれもが納得できる合理的解決であろうと考えております。……私が理解しております限り、委員大多数の意向に決して逆らうものではないと信ずる次第でございます。』
○「なぜ候補地を一カ所に絞りきれなかったのか」との質問に対して
『…委員の間で投票すれば、あるいはあえて投票しなくても、雰囲気では、一カ所に絞ろう思えば絞れないことはなかったと思います。それは、最終の評点で一位を獲得している地域でございます。……絞れなかったのではなく絞らなかったのでございます。……我々の気がつかないところで、先生方が何か別の角度からごらんになって気づかれることもあるかもしれないということで、余地を残しました。』
〈衆議院国会等の移転に関する特別委員会会議録から抜粋〉
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