栃木県総合計画 とちぎ元気プラン 2006〜2010
知事あいさつとちぎ元気プラン策定経過

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222 高齢者の自立支援と生きがいづくりの推進

施策の目標

 高齢者が、できる限り住み慣れた地域で、いつまでも健康で生きがいを持ち、自立して暮らしていける環境づくりを進めます。

現状と課題

  • 平均寿命の伸長や価値観の多様化などに伴い、積極的に社会活動に参加する元気な高齢者が増えています。
  • ひとり暮らし等の高齢者の増加とともに、身近な地域で自立した生活を送ることが困難な高齢者が増えています。
  • 介護保険制度は、施行後5年が経過し、介護サービス供給基盤の充実やサービス利用の拡大など、老後の生活を支える制度として着実に定着しています。
  • 要支援や要介護1の軽度の要介護(要支援)認定者が大幅に増加しています。
要介護(要支援)認定者数の推移
「要介護(要支援)認定者数の推移」のグラフ
県保健福祉部調べ

施策の展開 参照:第3部

生きがいづくりの推進
 高齢者がいつまでも元気で、自ら地域社会を支えていけるよう、学習機会の確保や様々な社会活動への参加を促進します。

  • シルバー大学校における地域活動推進者の養成
  • 高齢者の生きがいと健康づくりなどを図る文化・スポーツイベントの開催

総合的な介護予防システムの確立
 高齢者が介護を必要とする状態にならないよう、また、重度化しないようにするため、介護予防対策の充実を図ります。

  • 要支援者を対象とした新予防給付の促進
  • 要支援、要介護となるおそれの高い高齢者を対象とした地域支援事業の促進
  • 生活援助員を配置したシルバーハウジング等の整備促進
  • 地域包括支援センター※1の整備促進

介護サービスの充実
 介護を必要とする高齢者が、住み慣れた地域において、尊厳を持って生活できるよう、特別養護老人ホームや在宅介護サービスなど介護サービス供給基盤の整備と質の向上を促進します。

  • 地域密着型サービス※2の普及・定着の促進
  • 利用者の事業者選択に資する介護サービス情報の公表の促進
  • 認知症対策の充実
  • 高齢者虐待の未然防止、早期発見及び早期対応の仕組みづくりの促進

※1 市町村が設置する、公正中立な立場から地域の(1)介護予防マネジメント(2)総合相談・支援(3)権利擁護(4)包括的・継続的マネジメントを担う中核的な機関
※2 高齢者の住み慣れた地域での生活を支えるため、身近な市町村で提供される認知症高齢者グループホームや認知症高齢者専用デイサービス、定員30人未満の特別養護老人ホームなどのサービス

成果指標 (施策の達成状況を見る尺度)

成果指標名
概ね
10年前
概ね
5年前
基 準
目 標
長期目標
要介護認定率 8.4 %
(H12)
14.3 %
(H17)
16.4 %
(H22)
17.7 %
(H26)
新予防給付及び地域支援事業のサービス提供量※3 0 千回
(H17)
953 千回
(H22)
1,493 千回
(H26)
高齢者の競技団体加入率 4.1 %
(H17)
4.2 %
(H22)
4.3 %
(H27)

※3 要支援者や要支援・要介護になるおそれのある高齢者を対象に実施する、立つ・歩くといった身体活動能力の向上や栄養改善のための指導、食べ物を噛む・飲み込むといった能力の向上などの介護予防サービスのデイサービスセンター等における提供回数

概念図

「シルバー大学校でのパソコン授業」の写真 「介護予防のための運動に取り組む老人ホームの高齢者」の写真
シルバー大学校でのパソコン授業 介護予防のための運動に取り組む老人ホームの高齢者

期待される主な主体の役割

期待される主な主体の役割イメージ

◆部門計画 栃木県高齢者保健福祉計画「はつらつプラン21(三期計画)」(H18〜H20)

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