栃木県総合計画 とちぎ元気プラン 2006〜2010
知事あいさつとちぎ元気プラン策定経過

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321 地域経済を牽引する産業の振興

施策の目標

 県内中小企業の競争力の強化と本県産業の高度化を図ります。

現状と課題

  • 本県における開業率は、平成8年から13年までの年平均で見ると2.7%で、全国平均を下回っており、低調な状況にあります。
  • 本県における製造品出荷額等は、過去3年間を見ると回復傾向にありますが、その7割を誘致工場が占めています。
  • 本県産業の高度化に向けては、産学官連携による共同研究開発への取組が重要ですが、近県と比べると十分とはいえない状況にあります。
開・廃業率の推移
「開・廃業率の推移」のグラフ
資料:総務省「事業所・企業統計調査」

施策の展開 参照:第3部

創業の促進
 意欲に満ち創造性あふれる創業希望者が、創業しやすい環境をつくるとともに、既存企業の新分野展開を支援します。

  • とちぎベンチャーサポートプラネット21※1による総合的な支援体制の強化
  • 創業や新分野展開のための相談機能の充実や資金調達環境の改善

技術や経営に優れた企業の創出
 本県産業をリードする競争力の高い中小企業の創出に向け、新技術・新製品の開発や経営革新の取組などを支援します。

  • マーケティングや販路開拓など企業の課題やニーズに対応した重点的な支援
  • 企業間連携による新技術・新製品開発に向けた取組への支援
  • とちぎ産業創造プラザ※2を拠点とした支援体制の強化

産学官連携の推進
 とちぎ産業創造プラザや大学、地元企業などが連携し、それぞれの持つ知的財産を結集して研究開発を推進するとともに、科学技術の振興を図ります。

  • とちぎ発の先駆的研究開発プロジェクトの創出多彩な地域特産物等の生産振興

※1 (財)栃木県産業振興センターを中核とし、創業から事業化に至る取組に対して産学官連携による総合支援を行う体制
※2 工業試験研究機関である「栃木県産業技術センター」と新事業や新分野への取組などを支援する「とちぎ産業交流センター」を一体的に整備した施設

成果指標 (施策の達成状況を見る尺度)

成果指標名
概ね
10年前
概ね
5年前
基 準
目 標
長期目標
創業※3件数(県支援分) 173 件
(H13)
200 件
(H16)
300 件
(H22)
300 件
(H27)
製造品出荷額等 77,532 億円
(H5)
79,669 億円
(H10)
77,045 億円
(H15)
81,183 億円
(H22)
84,273 億円
(H27)
産業技術センターの技術移転累計件数 20 件
(H16)
190 件
(H22)
360 件
(H27)

※3 事業を営んでいない個人が新たに事業を開始すること(会社設立法人化、個人商店の開業等)。ここでは、企業等が既存の事業とは別な組織で新たな事業を展開する「第2創業」を含む。

概念図 「とちぎ産業創造プラザ」の写真
とちぎ産業創造プラザ

期待される主な主体の役割

期待される主な主体の役割イメージ

◆部門計画 「とちぎ産業プラン」(H18〜H22)

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