栃木県総合計画 とちぎ元気プラン 2006〜2010
知事あいさつとちぎ元気プラン策定経過

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324 産業人材の育成と円滑な就労の促進

施策の目標

 産業構造の変化や企業ニーズの多様化に対応した産業人材の育成と、多様な能力を発揮できる就労を支援するとともに、安心して働くことができる労働環境の整備を促進します。

現状と課題

  • 産業構造の変化や企業の人材ニーズの多様化等を背景に、雇用における需要と供給のミスマッチが発生し、企業が求める人材が不足しています。また、失業率は依然として高水準で推移し、フリーターなどの不安定就労者やニートと呼ばれる若年無業者が増加しています。
  • 長年にわたりものづくり現場を支えてきた団塊の世代の技能者の多くが、2007年以降に定年を迎え、円滑な技能継承が懸念されるなど、産業を支えるものづくり人材の確保が課題となっています。
  • 育児休業制度規定等の未整備企業が依然として多いなど、仕事と家庭の両立のための労働環境の整備が十分ではありません。
県内職種別求人・求職ミスマッチ状況(平成16年)
「県内職種別求人・求職ミスマッチ状況」のグラフ
栃木労働局調べ

施策の展開 参照:第3部

産業の明日を担う人材の育成
 若年者等の職業意識・能力の向上や、在職者の職業能力の開発、さらには技能の維持・継承等を支援することにより、産業構造の変化や企業の人材ニーズに対応した人材の育成を図ります。

  • とちぎ就職支援センターにおけるカウンセリング等を通じた若年者のキャリア形成※1支援
  • 高校生、大学生等の勤労観・職業観の育成に向けた取組の充実
  • ものづくり意識の形成から職業能力開発、高度技能の継承に至る総合的なものづくり人材の育成

中高年齢者、障害者等が能力を発揮できる就労の支援
 中高年齢者、障害者等が適性に合った職業に就くことができるよう、職業能力の開発や就職活動を支援します。

  • ハローワークなどの関係機関との連携強化による就職支援

働きやすい労働環境づくり
 職業生活と家庭生活のバランスがとれた働き方ができるよう、事業主や労働者に対する意識啓発の推進等により、労働環境の整備を促進します。


※1 個人が自らの職業生活設計に基づいて、段階的に職業訓練や職務経験を重ねることにより、実践的な職業能力を高めていくこと。

成果指標 (施策の達成状況を見る尺度)

成果指標名
概ね
10年前
概ね
5年前
基 準
目 標
長期目標
新規学卒者(大学)の就職内定率 94.7 %
(H6)
86.7 %
(H11)
87.5 %
(H16)
95.0 %
(H22)
100 %
(H27)
とちぎ就職支援センター 利用者のうち就職決定者数 347 人
(H16)
600 人
(H22)
1,000 人
(H27)
企業の育児休業制度の整備率 53.1 %
(H15)
73.0 %
(H22)
100 %
(H26)

概念図 「ロボット制御実習」の写真
ロボット制御実習
(県央高等産業技術学校制御システム科)

期待される主な主体の役割

期待される主な主体の役割イメージ

◆部門計画 「とちぎ産業プラン」(H18〜H22)

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