栃木県総合計画 とちぎ元気プラン 2006〜2010
知事あいさつとちぎ元気プラン策定経過

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422 活気あふれるまちづくり

施策の目標

 都市計画の適切な運用のもと、住み良い居住環境の形成を進めるとともに、快適で活力あるまちづくりを推進します。

現状と課題

  • 本県の多くの都市では、高度経済成長と人口増加に伴う急速な都市化の進展に伴い、都市の郊外へと開発が拡散的に進められてきました。その結果、中心市街地の空洞化や密集市街地の防災性の低下等多くの課題を抱えるとともに、魅力ある歴史文化等の地域特性を失いつつあります。
  • このため、社会経済活動の中心となる都市について、今後、急激に進む少子高齢化等、時代の変化に対応した都市の再生を進め、その魅力と活力を高めることが望まれてます。
宇都宮市の夜間人口密度の推移(昭和50年〜平成12年)
「宇都宮市の夜間人口密度の推移」
県土木部・宇都宮市調べ

施策の展開 参照:第3部

機能的で暮らしやすい市街地の整備・再生
 県、市町村が連携して、まちづくりの将来像・具体計画となる「都市計画」を住民参加のもとに定め、土地利用計画・都市施設計画を適切に運用します。
 都市の骨格となる都市計画道路の整備とともに土地区画整理事業などにより総合的な都市基盤の整備を進め、活力あふれる良好な市街地の形成を図ります。

  • 幹線街路や都市環状道路の整備推進
  • 土地区画整理事業による市街地の整備・再生の促進

中心市街地の活性化
 「中心市街地活性化基本計画」に基づき、都市基盤の整備やまちなか居住の推進、商業活性化策の支援を一体的に行うなど、中心市街地の活性化に取り組みます。

  • 市街地再開発事業等による魅力ある賑わい空間の創出等の促進

地域の創意工夫を活かしたまちづくり
 都市の再生や観光地の魅力向上を実現するため、まちづくり交付金※1事業などを活用した地域の特性や創意工夫を活かした住民参加型のまちづくりを促進します。


良好な住まい・住環境づくり
 県民が安心して生活できる住まいと住環境を実現するため、安全性に優れ、環境や少子高齢化への配慮がなされた良質な住宅づくりを推進します。

  • 住宅性能表示制度※2の普及促進による安全性に優れた住宅づくりの推進
  • 地域住宅交付金制度※3の活用による地域の創意工夫を活かした住環境の創出

※1 地域住民の生活の質の向上と地域経済・社会の活性化を図るため、道路・公園等の施設整備のほか、社会実験やまちづくり活動等を支援対象として市町村に交付される交付金
※2 消費者が安心して住宅を取得できる環境をつくるため、住宅の性能評価・表示基準に基づき、設計・建設段階で第三者機関が住宅の性能評価を行い表示する制度
※3 地方公共団体の自主性と創意工夫を活かし住宅の整備や居住環境など地域の暮らしをトータルに支援する制度

成果指標 (施策の達成状況を見る尺度)

成果指標名
概ね
10年前
概ね
5年前
基 準
目 標
長期目標
市街地内幹線道路の整備率※4 47.4 %
(H7)
51.1 %
(H12)
54.3 %
(H16)
60.0 %
(H22)
65.0 %
(H27)
道路・公園などが整備された安全で住みやすい市街地面積の割合※5 18.0 %
(H7)
21.0 %
(H12)
23.2 %
(H16)
23.8 %
(H22)
25.0 %
(H32)
地域の創意工夫を活かしたまちづくり実践市町村割合※6 12.0 %
(H12)
55.0 %
(H17)
76.0 %
(H22)
100 %
(H27)

※4 市街化区域内等において、都市計画決定済みの幹線となる道路の整備率
※5 土地区画整理事業により、整備した市街地の面積の割合
※6 まちづくり交付金事業により、都市再生・地域再生を行っている市町村の割合

概念図

期待される主な主体の役割

期待される主な主体の役割イメージ

◆部門計画 「都市計画区域マスタープラン」(H16〜H22) 「栃木県住宅マスタープラン」(H18〜H22)

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