栃木県総合計画 とちぎ元気プラン 2006〜2010
知事あいさつとちぎ元気プラン策定経過

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532 防災基盤の整備

施策の目標

 水害、土砂災害、地震などの自然災害に強い防災基盤の整備を推進します。

現状と課題

  • 新潟・福井豪雨や新潟中越地震等、近年全国各地において自然災害が多発しています。本県においても、豪雨や地震等の自然災害の発生に対し十分な備えを行わなければなりません。
  • 自然災害から県民の生命、財産を守るための施設整備が求められています。
  • 災害発生後、救援・避難・復旧活動の拠点となる公共施設や道路の整備、耐震化は着実に進んでいますが、必ずしも十分とは言えません。
台風や大雨等による被害額
「台風や大雨等による被害額」のグラフ
栃木県の水害による一般資産、公共土木施設、山地災害被害額の合計
県土木部調べ

施策の展開 参照:第3部

治水対策の推進
 地域の意見を反映させた河川整備計画や下水道計画に基づき、災害に強い河川の整備や都市内の雨水排水施設整備を推進するとともに、事業中の多目的ダムの建設促進や、既存河川管理施設の適正な維持管理や運用により河川の安全性を確保します。

  • 流域特性に応じた効率的、効果的な河川等の整備
  • 破堤を防止するための堤防強化対策の実施

土砂災害対策の推進
 土石流、急傾斜地崩壊、地すべり等に対する土砂災害防止施設の整備を推進し、土砂災害の未然防止を図るとともに、避難場所や災害時要援護者施設等の安全性を確保します。


治山対策の推進
 災害により被災した荒廃山地の復旧と併せ、防災機能の高い森林の整備を進め、山地災害の未然防止を図ります。


防災拠点・緊急輸送道路の機能充実
 防災拠点となる公共建築物等の耐震化を図るとともに、災害時に安全かつ迅速に避難できるよう、避難所や避難路等を確保します。
 また、災害直後から応急活動を円滑かつ確実に行うため、緊急輸送道路に指定した道路等の整備を推進します。

  • 緊急輸送道路の橋梁耐震化

成果指標 (施策の達成状況を見る尺度)

成果指標名
概ね
10年前
概ね
5年前
基 準
目 標
長期目標
災害に強い河川※1の整備率 47.6 %
(H6)
55.7 %
(H11)
60.7 %
(H16)
62.5 %
(H22)
64.0 %
(H27)
土砂災害危険箇所※2の整備率 16.9 %
(H6)
20.0 %
(H11)
23.3 %
(H16)
26.3 %
(H22)
29.1 %
(H27)
山地災害危険地区の整備率 36.8 %
(H6)
40.2 %
(H11)
43.8 %
(H16)
47.5 %
(H22)
51.0 %
(H27)

※1 時間雨量30〜50mm程度の雨を安全に流下することができる河川
※2 土砂災害が発生するおそれのある箇所で人家が5戸以上あるいは、公共施設の立地する場所

概念図

期待される主な主体の役割

期待される主な主体の役割イメージ

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