第2章 人と自然が共生する潤いのある地域づくり
第4節 自然とのふれあい活動の推進
1 ふれあい活動の情報や機会の提供
(1) 自然観察会等の開催
奥日光の自然を対象とした観察会等を県立日光自然博物館において開催している。
また、市町村等が開催する際のモデルとなる自然観察会を開催しており、17年度は那珂川国民休養地(那須烏山市)と箱の森プレイパーク(那須塩原市)で開催した。
(2) 都市農村交流の活発化
地域資源を活かした交流施設の整備を行った。
- 総合交流施設3か所
- 直売所4か所
- 農村レストラン1か所
- 体験交流施設4か所
都市と農村の交流を一層推進するため、イベント(とちぎファームフェスタ2005、ふるさとふれあい市等)の開催や農村情報の提供を行った。
(3) 情報提供
県や市町村等が主催する自然観察会等について、ホームページ等を通じて情報提供している。
2 人材の育成と活用
県と市町で構成する栃木県自然ふれあい活動推進協議会において、自然ふれあい活動指導者養成講座を実施し、指導者の養成を図っている。
また、同講座の修了者を自然ふれあい活動指導者として登録し、学校や市町村が主催する自然観察会等に紹介した。
3 自然とのふれあいの場の確保
(1) 自然公園等施設整備事業
自然公園の快適な利用促進を図るため、歩道、園地等の整備を行った。
整備箇所 竜頭滝園地外
整備内容 歩道補修、園地整備等
(2) 国際観光地「日光」活性化対策事業
我が国を代表する国際観光地「日光」の活性化を図るため、日光市中宮祠地区において基盤整備等を行った。
整備箇所 県道中宮祠足尾線道路
整備内容 道路改良
(3) 奥日光環境保全対策事業
国際観光地「日光」活性化事業で整備した日光中宮祠地区の県営駐車場、湖畔園地、イタリア大使館別荘記念公園、中禅寺湖畔ボートハウス等の管理運営を行うとともに、日光市道1002号線における交通規制の代替交通手段として低公害バスを運行した。