第1章 栃木県環境基本計画の進捗状況
3 栃木県環境基本計画(改定計画)の目標及び指標の現況値等
II 人と自然が共生する潤いのある地域づくり
長 期 的 目 標 | |||||
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施策項目目標 | 指標項目 | 設定時の値 (年度) |
現況値 (年度) |
年度目標値 | 達 成 度 |
H22の目標値 |
○森林のもつ環境保全機能の維持・増進を図ります。 ○県民参加の森林づくりを目指します。 |
人工林の間伐実施面積【ha/年】 | 3,311 (H16) |
5,103 (H17) |
5,100 | ○ |
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6,000 | |||||
森林ボランティアの活動人数【人】 | 450 (H16) |
543 (H17) |
500 | ○ | |
1,000 | |||||
保安林の指定面積【千ha】 | 68 (H16) |
68 (H17) |
68 | ○ | |
76 |
今後の対策・方針等
- 森林の立地条件等に応じた適時適切な間伐等の森林整備を促進する。
- 森林の大切さについて情報提供を行うとともに、森林づくり体験活動を推進することなどにより、森林環境の保全に対する県民意識の醸成を図る。
- 公益的機能の発揮が特に必要な森林について、計画的な保安林の指定拡大を推進する。
長 期 的 目 標 | |||||
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施策項目目標 | 指標項目 | 設定時の値 (年度) |
現況値 (年度) |
年度目標値 | 達 成 度 |
H22の目標値 |
○優れた自然の保全に努めます。 ○身近な緑として重要な平地林や農地の保全に努めます。 ○都市地域の自然環境の保全に努めます。 ○野生生物の生息・生育空間の保全に努めます。 ○自然公園の適正管理と有効活用に努めます。 |
自然保護活動ボランティア数【人】 | 9,600 (H16) |
10,453 (H17) |
10,000 | ○ |
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15,000 | |||||
地域住民等による豊かな自然環境創造取組地区数【地区】 | 30 (H16) |
30 (H17) |
30 | ○ | |
36 | |||||
県民一人当たり都市公園面積【m²】 | 12.4 (H16) |
12.6 (H17) |
12.5 | ○ | |
13.3 | |||||
自然公園等地域指定面積【ha】 | 137,802 (H16) |
137,802 (H17) |
137,802 | ○ | |
137,900 |
今後の対策・方針等
- 豊かな自然と緑を守り育てるための条例を整備し、自然環境の保全・再生を図るための具体的な行動計画を策定する。
- 里地里山の実態を把握し、その保全等を促進する。
- 都市公園の計画的な機能向上や施設改修を図るとともに、都市に残された樹林地等の保全を図る。
- 日光国立公園や県立自然公園における行為規制の適正な運用、自然公園美化清掃活動の促進などにより、自然公園の適正な管理に努める。
長 期 的 目 標 | |||||
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施策項目目標 | 指標項目 | 設定時の値 (年度) |
現況値 (年度) |
年度目標値 | 達 成 度 |
H22の目標値 |
○多様な野生生物の保護に努めます。 ○希少種など貴重な野生生物の保護対策を推進します。 ○野生生物の生息・生育空間の確保に努めます。 ○野生鳥獣の適正な保護管理を推進します。 |
鳥獣保護区面積【ha】 | 82,933 (H16) |
82,933 (H17) |
85,000 | △ |
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85,000 | |||||
シカの生息密度【頭/km²】 | 6.5 (H16) |
6.2 (H17) |
6.2 | ○ | |
5.0 |
今後の対策・方針等
- 野生生物について調査研究を進めるとともに、野生生物の生息・生育環境を保全するなど、自然環境のバランスを維持し、生物の多様性を確保する。
長 期 的 目 標 | |||||
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施策項目目標 | 指標項目 | 設定時の値 (年度) |
現況値 (年度) |
年度目標値 | 達 成 度 |
H22の目標値 |
○ふれあい活動の情報や機会の提供に努めます。 ○人材の育成と活用を図ります。 ○自然とのふれあいの場の確保に努めます。 |
県営都市公園の利用者数【万人】 | 384 (H16) |
386 (H17) |
390 | △ |
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420 | |||||
県営都市公園におけるイベント数【件】 | 30 (H16) |
30 (H17) |
30 | ○ | |
40 | |||||
自然観察会等に参加した人数【人】 | 7,318 (H16) |
8,281 (H17) |
8,000 | ○ | |
11,000 | |||||
自然ふれあい活動指導者登録者数【人】 | 259 (H16) |
271 (H17) |
270 | ○ | |
300 |
今後の対策・方針等
- 自然観察会や都市住民の農業体験など自然とのふれあい活動の場を提供する。
- 自然ふれあい活動指導者などの人材育成に努めるとともに、人材情報をホームページで提供し、指導者等の活用を図る。
- 都市公園の計画的な機能向上や施設改修等を図る。
長 期 的 目 標 | |||||
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施策項目目標 | 指標項目 | 設定時の値 (年度) |
現況値 (年度) |
年度目標値 | 達 成 度 |
H22の目標値 |
○森林等の保全を図るとともに都市部の緑化を推進し、緑あふれる県土づくりに努めます。 | 緑づくり活動の参加人数【人】 | 6,829 (H16) |
6,888 (H17) |
7,000 | △ |
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9,000 | |||||
緑の相談所の利用者数【万人】 | 19.2 (H16) |
21.4 (H17) |
20.0 | ○ | |
30.0 | |||||
道路緑化延長【km】 | 519.6 (H17) |
520.0 (H17) |
519.6 | ○ | |
526.8 | |||||
「緑の基本計画」策定市町村の割合【%】 | 34.1 (H16) |
48.5 (H17) |
48.5 | ○ | |
54.5 |
今後の対策・方針等
- 森林整備をはじめ、自然環境の保全と再生、道路や公園等の公共施設の緑化を推進するとともに、家庭や工場等の緑化を促進する。
- 緑づくり人材バンク事業を推進するとともに、緑の少年団の育成強化、みどりづくりを行うボランティアの育成等を進める。
長 期 的 目 標 | |||||
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施策項目目標 | 指標項目 | 設定時の値 (年度) |
現況値 (年度) |
年度目標値 | 達 成 度 |
H22の目標値 |
○自然の水辺を保全するとともに、県民が親しめる水辺環境を確保します。 | 多自然型川づくりの整備延長【km】 | 164.3(H16) | 175.4(H17) | 175.3 | ○ |
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225.5 | |||||
河川愛護活動の参加人数【人】 | 103,703 (H16) |
105,150 (H17) |
105,150 | ○ | |
110,000 |
今後の対策・方針等
- 河川の整備にあたっては、低水路の蛇行、瀬や淵の創出など生態系に配慮した多自然型水辺づくりを推進する。
- 親水空間の重要性に対する普及啓発に努め、地域住民と取り組む川づくりを推進する。
長 期 的 目 標 | |||||
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施策項目目標 | 指標項目 | 設定時の値 (年度) |
現況値 (年度) |
年度目標値 | 達 成 度 |
H22の目標値 |
○歴史、文化や地域の生活風景と一体となった、良好な景観の保全と創造を推進します。 | 市街地内幹線道路の無電柱化率【%】 | 10.2 (H16) |
10.8 (H17) |
11.5 | △ |
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14.2 | |||||
景観計画策定市町村の割合【%】 | 0 (H16) |
0 (H17) |
0 | − | |
27.3 |
今後の対策・方針等
- 「栃木県景観条例」や「景観法」の適切な運用を図り、本県の良好な景観形成に努める。
- 良好な都市景観の保全と創造を図るため、都市公園などの緑化や全県フラワーパーク化、電線の地中化等を推進する。
- 日光杉並木の保護を図るため、バイパス道の整備や日光杉並木オーナー制度を活用した樹勢回復事業などを推進する。