3章 栃木県における新エネルギー導入の基本的方向性

第2 栃木県における新エネルギーの導入見通しと導入の効果
 3.新エネルギー導入の具体的イメージ
 導入見通しを達成するための具体的イメージは、以下のようになります。
 
新エネルギーの種類 具体的イメージ
太陽光発電 戸建て住宅の15.7%に導入
太陽熱利用 戸建て住宅の58.6%に導入
クリーンエネルギー自動車 現在のガソリン車の8.9%に当たる台数をクリーンエネルギー自動車にする。
廃棄物エネルギー
(廃棄物発電)
一般廃棄物 エネルギー利用可能量のうち50%を廃棄物発電の原料とする。
産業廃棄物 エネルギー利用可能量のうち5%を廃棄物発電の原料とする。
風力発電 500kW級風車の3.6台分に相当
中小水力発電 県営木の俣発電所(最大出力3,600kW)約2ヶ所分の増設に相当
バイオマス
エネルギー
木質
バイオマス
利用可能量の5%に導入(重油710万L(ドラム缶35,500本)に相当)
畜産
バイオマス
利用可能量の5%に導入(重油940万L(ドラム缶47,000本)に相当)
農産
バイオマス
 

利用可能量の5%に導入(重油570万L(ドラム缶28,500本)に相当)

その他排熱利用(工場排熱) 現状での推定排熱量から5%の排熱利用を図る。
天然ガスコージェネレーション 現状の9.8倍にする。
燃料電池 平均的な業務用燃料電池(200kW)の220ヶ所分に相当
※ 太陽光発電、太陽熱利用については目標量全てを戸建て住宅でまかなうものとして設定。
※ 木質バイオマスの利用可能量は、要間伐材と端材量として設定。利用可能量の5%は37.5千m3(直径14cm×高さ8mの立木30万本)に相当。
※ 畜産バイオマスの利用可能量は、県内で飼育される牛、豚、鶏の糞尿から発生するメタンガス量。
※ 農産バイオマスの利用可能量は、県内で生産される稲、麦の稲わら、籾殻の量として設定。
 
戻る 表紙へ 次へ