知事コラム「吹き竹」第156回

県民だより  vol.371(2021年10月号）掲載

 

～いちご一会とちぎ国体・いちご一会とちぎ大会～

  地域ブランド調査（魅力度）順位が、初めて全国最下位となって間もなく1年となる。（今年も民間調査機関の発表が間もなくあるようだ。）ブランド＝銘柄、商標等と訳される。過日、本県独自のブランド推進に係るインターネット調査結果を公表した。

  ○標本数     全都道府県を対象に5,000人（各道府県106人、東京都118人、大阪府112人）

  ○対象者     20代～70代の男女

  ○調査項目  魅力度、回答者と栃木県との関わり等10項目

  ○結果

  (1) やや魅力的も含め50.6%が魅力的と回答した

  (2) 栃木県への訪問や県産品購入等の経験のある人の方が魅力的と答える割合が高い（西日本での評価は東日本に比べて低い）

  (3) 4人に1人は本県の地域資源を栃木のものと認識していない（とちおとめ、佐野ラーメン、あしかがフラワーパーク等を知っていても、栃木のものとは知らない）

  栃木県の、栃木県にある○○と認識されれば、自ずと魅力度＝ブランド力が高まることになる。

  県民の皆さん、「栃木」を飛ばさないで大切にしてください。

   知事コラム「吹き竹」について

   「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。

 

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