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更新日:2025年10月20日

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間々田のじゃがまいた

小山市

山市の間々田八幡宮で毎年5月5日に開催される「じゃがまいた」は江戸時代から続く五穀豊穣と疫病退散を祈願する民俗行事です。

日は7つの町内(自治会)ごとに竹や藁などで作られた、全長約15メートルの「じゃ」が次々に間々田八幡宮に集結します。拝殿前にて並列すると、「じゃ」の口に御神酒を注いでいただき、祈祷を受けます。次いで、蛇体は境内にある弁天池に順次移動し、水呑みと称して、水を飲ませる所作があります。そして続けざま、大勢の若者たちに担がれた「じゃ」は、勢いあまって担ぎ手ごと境内の池に飛び込み、大きな水しぶきをあげながら池の中を練り廻ったりします。その後、「じゃ」は各町内へと再び担がれて戻って行き、「じゃ~がまいた、じゃがまいた」の掛け声とともに、それぞれの町内を練り歩きます。

間々田のじゃがまいた」は、その文化財的価値が高く評価され、平成31年(2019年)3月28日に国の重要無形民俗文化財に指定されました。

各町内毎に竹・藁・縄・藤ツル等で作られた、長さ20メートルにも及ぶ竜頭蛇体のつくりものが、元気な子供たちの「ジャガマイタ、ジャガマイタ、4月8日のジャガマイタ」という勇ましいかけ声とともに町内を練り歩き、疫病退散、五穀豊穣を祈る奇祭。町内の鎮守社間々田八幡宮境内で各町内の大蛇が大集合する様子は、見ものです。