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更新日:2022年7月22日

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各団体のあしあと(棚田復活プロジェクト)

棚田復活プロジェクト(茂木町)

(1)事業名    棚田復活プロジェクト

(2)事業の概要

    茂木町の耕作放棄地である棚田での米づくりや味噌・大豆づくりをとおして、里山の景観・環境の保全に取り組むとともに、地域の食文化の継承、地域住民との積極的な交流による食と農のコミュニティづくりを行う。

5・6月の活動は、自主事業として実施しています。

 

田植え

 日時:令和4(2022)年5月14日(土曜日)

    籾から育てた苗を、田植え用小型農業機械を使いながら棚田一面に植えていきました。うまく植えられず水に浮かんでしまった苗や機械が入れなかった場所は、自分たちの手でひとつひとつ植えていきました。当日は、大学生メンバー約10名ほどが参加しました。直前まで雨予報で、田植えを実施できるか不安もありましたが、予定通り行うことが出来ました。
    田植えの終了後は、地元農家の野原典彦さんから、今年度の新事業「大豆の栽培」に関する指導を受けました。各種大豆の違いとその特徴に関する話を聞いたり、栽培スケジュールについて確認したりしました。 

田植え

棚田

 

大豆種蒔き

 日時:令和4(2022)年6月26日(日曜日)、7月10日(日曜日)

    両日とも素晴らしい快晴の中、大学生を中心とするメンバー約10名が各活動日に参加しました。

    今回の活動は、宇都宮大学と白鴎大学の学生のほか、棚田の維持管理にかかわる地域の方も5名ほど参加していただきました。地元農家の野原典彦さんによる大豆の種まきに関する注意事項を聞きながら、「丹波黒豆」や「小深在来種」の種まきを行いました。

    普段かかわる機会の少ない地域の方との会話を楽しみながら活動することで、農村の良さでもある「横のつながり」を深く感じることが出来た1日でした。

畑 種まき

 

ワークショップ(小麦饅頭づくり・蛍かごづくり)

 日時:令和4(2022)年6月19日(日曜日)

    昨年度初めてイベント化した「ホタル鑑賞会」をブラッシュアップし、今年度は大豆栽培でお世話になっている地元農家の野原典彦さんが主催するイベント内で、ワークショップを実施しました。大学生メンバー約10名と地元の大人から子どもまで約15名ほどが集まり、とてもにぎやかな1日になりました。

看板 饅頭づくり イベント

 

   午前は棚田で育てた古代小麦を使った「小麦饅頭づくり」、午後は早坂の家管理者の矢野茂さんが中心となり、「蛍かごづくり」を行いました。ワークショップが終了後は棚田へ向かい、ホタルや棚田の夜景を楽しみました。また、1日の最後は、ポランコロゆうこさんの紙芝居「ホロロンホロン」の上演会も行われました。

    イベントをとおして、参加者同士で教え合ったり、協力しながら楽しんだりしている場面が多く見られ、世代を超えた交流ができた1日となりました。

紙芝居

 

大豆摘心・土寄せ、棚田排水路づくり

 日時:令和4(2022)年8月15日(月曜日)、28日(日曜日)

    大豆の除草作業と併せて、地元農家の方に指導を受けながら、大豆の摘心と土寄せを行いました。(今年は、摘心・土寄せを行った大豆と何もしないで育てた大豆とで生育状況や収量にどのくらい差が出るのかも実験的に調査しています。)

除草 摘心

 

    また、棚田に流れ込む水を送り出すために田んぼの周りや真ん中に排水路を作りました。棚田復活プロジェクト初参加メンバー3名も一緒に楽しみながら作業を行いました。

排水路1 排水路2

 

稲刈り

 日時:令和4(2022)年9月25日(日曜日)

遠景 おだがけ

   

   今年は棚田の水はけもよく、ちょうど良い具合で田んぼ内の水が抜けていましたが、台風の影響もあり、予定よりも一週間ほど遅れての活動となりました。

   当日は、厳しい暑さの中、大学生メンバー5名ほどで活動しました。稲刈りの後は、「おだがけ」を行い、雨水による水分の侵入を防ぐために、稲の根元にビニールをかけて作業を終えました。

   11月は大豆の収穫を行い、12月以降に大豆製品の加工を行う予定です。

 

 

 

   


 

お問い合わせ

人権男女共同参画課

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館7階

電話番号:028-623-3074

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