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更新日:2025年10月31日
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杉インテリア木工館は、旧穂積小学校の廃校舎を活用した自然あふれる工房&木工塾で、県産木材のスギ・ヒノキ材を用いた木工体験の指導や木工製品の製作・販売を行っている。県産木材の持つぬくもりを最大限に活かし、利用者からは、肌ざわりや持ち運びやすさのほか、冬でも温かみが感じられるなど評判が良く、県産木材の利用促進に繋がっている。自治体のほか、県内外のオフィスやカフェなどの飲食店からも注文があり、幅広く利用されている。
木工塾の塾生は、県内外から多数来訪し、木工体験は幼児から大人まで楽しめるものとなっており、木部材を組み合わせる造形体験が思考力と想像力を育み、県産木材の普及啓発に繋がっている。
さらには、地球温暖化防止と林産業の活性化を目指し、「wood structure Artの森」に取り組む東京電機大学等の学生が担当する、県産木材による作品の制作に協力し、アドバイスを行った。これを契機として、木造建築への関心が高まり、将来木造建築の設計・施工等を希望する学生もいるなど、建築士等の育成に繋がっている。


日光市が発注する公共建築物に関して、県木協連が派遣する木材コーディネーターと連携し、木造化へのアドバイスを行うとともに、当組合の強みである構造材から羽柄材、造作材、内装材まで全てを組合員で生産できる供給力を活かし、納材実績を積み上げてきている。
また、公共建築物について、組合員の特定の一社に依頼が来たとしても、日光木協として受注することを徹底し、地元の同業者全体が成長していくことを目指している。
令和6年には日光市・栃木県木材業協同組合連合会と3者で「市内の公共建築物における『日光の木』利用促進協定」を締結し、地元産かつ地元加工の木材の積極活用を確実なものとした。
さらには、日光市の友好都市である東京都板橋区において、小中学校等の公共建築物に組合が納材した日光市産材が積極活用されているほか、同区のイベント(木の絵本づくりワークショップ)に材料を提供する等、地元の木の良さを県外にも積極的にPRし、木育・木づかい活動を展開している。

※出典:榎本・丸政特定建設工事共同企業体

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