栃木県ドクターヘリの運航について
ドクターヘリとは
- ドクターヘリは、救急医療に必要な医療機器と救急専門医・看護師を乗せて救急現場等に出動する救急専用ヘリコプターです。
- 医師による速やかな治療の開始や医療機関への迅速な搬送が可能となり、救命率の向上や後遺症の軽減が期待できます。
ドクターヘリ出動の流れ(PDF:1,882KB)
栃木県ドクターヘリ
- 本県では、平成22(2010)年1月20日から獨協医科大学病院を基地病院として運航を開始しました。
- 獨協医科大学病院の救命救急センターに常駐し、消防機関からの要請により速やかに出動し、救急現場や搬送途上の機内で救命医療を行います。
- 令和6(2024)年11月24日をもって、累計出動件数10,000件に到達しました。(運航開始から5,423日目)
栃木県ドクターヘリの運航実績(令和6(2024)年12月31日現在)(PDF:30KB)
基地病院のドクターヘリ情報(外部サイトへリンク)
出動範囲
- 栃木県ドクターヘリは、県内全域に出動することができます。
- ドクターヘリは時速約200キロメートルで飛行しますので、県内を15分から20分でカバーします。
出動の基準
1.生命の危険が切迫しているか、その可能性が疑われるとき
2.重症患者であって搬送に長時間を要する可能性があるとき
3.特殊な救急疾患(多発外傷など)で搬送時間の短縮が望ましいとき
4.救急現場で緊急診断処置に医師を必要とするとき
出動の要請
- 119番通報を受けた消防機関が必要と判断した場合にドクターヘリを要請します。県民の皆さんが直接要請することはできません。
運航時間
- 原則として午前8時30分から日没30分前までです。土日も含めて毎日運航します。ただし、悪天候の場合などには出動できない場合があります。
運航費用の負担
- ドクターヘリの運航に要する経費は、患者さんに請求されることはありません。ただし、救急現場やドクターヘリの中で行った医療行為については、医療保険制度に基づく医療費(初診料、救急搬送診療料など)がかかります。
着陸場所
- 原則として、あらかじめ登録された離着陸場(公園、学校のグラウンド等)の中から救急現場に最も近い場所に着陸します。
- ドクターヘリが着陸する場合には、着陸場所からの速やかな退避など、ドクターヘリの安全で円滑な運航にご協力をお願いします。
ランデブーポイント一覧 令和5(2023)年12月22日現在(PDF:414KB)
北関東3県によるドクターヘリの広域連携
- 重複要請により自県のドクターヘリが出動できない場合や、多数の傷病者が発生し自県のドクターヘリのみでは対応できない場合等に備え、栃木県、群馬県、茨城県の3県は平成23(2011)年7月からドクターヘリの広域連携の運用を開始しました。
- 詳しくは、以下のページをご覧ください。
広域連携の概要