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更新日:2020年3月2日

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乱用される薬物について

  覚醒剤

  • 概要:日本で最も乱用されている薬物です。
  • 形状:白色粉末や無色透明の結晶。錠剤型のものもあります。
  • 作用及び有害性:神経を興奮させる作用により、眠気や疲労感がなくなり、頭が冴えたような感じになります。しかし、薬の効果がなくなった後は、激しい脱力感、疲労感、倦怠感に襲われます。精神依存性が強く、乱用を続けると「覚醒剤精神病」の状態となり、幻覚・妄想・錯乱状態になることもあります。このような精神障害は、乱用をやめても長期間にわたって残る危険性があります。
  • 俗称:シャブ、スピード、エス、アイス、ヤーバ(錠剤型のもの)

 

大麻

  • 概要:近年、若者を中心に乱用者が増加している薬物です。 平成30(2018)年には、大麻事犯の検挙者が過去最高となる3,762人に上り、そのうち約半数にあたる2,007人が未成年や20歳代の青少年でした(出典:警察庁、厚生労働省、海上保安庁(厚生労働省集計)調べ)。 また、インターネットなどにおいて「大麻には害がない」といった誤った情報が氾濫しています。
  • 形状:乾燥大麻:大麻草の葉を乾燥させたもの

      大麻樹脂:大麻草の花穂の樹脂を集めたもの

      液状大麻:葉や樹脂から抽出した液

      大麻リキッド(液状)、大麻ワックス(固形状):大麻から幻覚成分を抽出・濃縮したもの

  • 作用及び有害性:大麻を乱用すると、知覚が変化し、集中力がなくなり、情緒が不安定になります。また、乱用を続けると何もやる気がしない状態(無動機症候群)や知的機能の低下、大麻精神病等が引き起こされ、社会生活に適応できなくなることもあります。 
  • 俗称: マリファナ、ハッパ、クサ、野菜、グラス、チョコ

 

MDMA

  • 概要:近年、押収量が増加している薬物です。覚醒剤や幻覚剤と似た化学構造を有する薬物です。
  • 形状:カラフルな色、刻印がされた錠剤がほとんどですが、カプセルの形をしたものもあります。
  • 作用及び有害性:神経を興奮させる作用と幻覚を誘発する作用を併せもち、幸福な気分になったり、他人に対する親近感が増したりすると言われていますが、その反面、不安や不眠などに悩まされる場合もあります。また、強い精神依存性があり、乱用を続けると錯乱状態に陥ることがあります。
  • 俗称:エクスタシー、ラブドラッグ、エックス、バッテン、罰

 

危険ドラッグ

  • 概要:麻薬や覚醒剤によく似た合成薬物を植物片に混ぜたり、水溶液で溶かして液体にしたり、粉末にしたりしたものです。危険ドラッグを使用した者が交通事故を起こしたり、死亡事故が発生しています。
  • 形状:植物片、液体、結晶のものなど様々です。
  • 作用及び有害性:麻薬や覚醒剤の化学構造のほんの一部を変えて「合法」などと称して販売されていますが、化学構造を変えたことで、麻薬や覚醒剤以上に危険になっていることもあります。
  • 俗称:合法ドラッグ、合法ハーブ、お香、アロマ、バスソルトなど

 詳しくはこちら → 「危険ドラッグについて」 

お問い合わせ

医薬・生活衛生課

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館5階

電話番号:028-623-3119

ファックス番号:028-623-3116

Email:iyakueisei@pref.tochigi.lg.jp

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