安全な食肉の生産のために(牛・豚の生産者の皆様および関係者の皆様へ)
安全な食肉を生産するために、食肉センターへ出荷する家畜(牛・豚)について、次のことに注意してくださいますようお願いします。
1.病歴、投薬歴を申告してください。
と畜検査申請書には次の内容を記載するよう義務づけられています。
- 検査を受けようとする家畜の病歴に関する情報
- 検査を受けようとする家畜に係る動物用医薬品及びその他これに類するものの使用状況
家畜を食肉センターへ出荷する際には、牛は概ね直近3カ月、牛以外は概ね直近2カ月のものについて、病歴、投薬歴等を申告してください。(病歴、動物用医薬品の投薬歴等がない場合は、その旨を申告してください。)
また、投薬歴の確認がスムーズに行えるように、使用した動物用医薬品の詳細も含めた申告にご協力をお願いします。
牛・豚の生産者の皆様へ(PDF:527KB)
参考
動物用医薬品とは(農水省)(外部サイトへリンク)
動物用医薬品の安全確保(農水省)(外部サイトへリンク)
抗生物質・駆虫薬等使用基準リーフレット(農水省)(外部サイトへリンク)
動物用医薬品のページ(農水省)(外部サイトへリンク)
2.家畜はきれいな状態で搬入しましょう!
- 牛の体表についたヨロイ(糞便が固まったもの)には、腸管出血性大腸菌(O-157)やカンピロバクターなどの食中毒の原因菌が含まれており、体表が汚れていると、解体処理中に枝肉汚染の可能性があります。
- ヨロイが付着しやすい場所は、胸やワキ、お腹、大腿部です。
- 安全な食肉を提供するためにも、と畜場へ家畜を搬入する際は、ブラシを使って洗浄する等、体表の汚れをとり、きれいな状態で搬入するようお願いします。
牛生産者の皆様へ(PDF:1,484KB)
3.注射針の残留防止対策のために、ご協力ください!
注射針の残留の可能性がある家畜を搬入する際は、搬入前に注射針残留の可能性がある旨をお知らせください。その際、残留部位が分かるように印をつけるようお願いします。