多面的機能支払交付金

河内管内の多面的機能支払交付金の活動

生き物調査の様子（逆面エコ・アグリの里）

新着情報

農村整備部のHP「管内の事業紹介」がリニューアルしました！ぜひ、ご覧ください (^o^)/
申内環境保全会が局長表彰最優秀賞を受賞しました！【R3.4.25】（PDF：730KB）
今里水と緑を守るみんなの会で生き物調査を実施しました！【R2.7.23】（PDF：565KB）
逆面エコ・アグリの里で生き物調査を実施しました！【R2.8.5】（PDF：604KB）
下田原エコ・ワークシェアーズで「繭玉作り＆どんど焼き」が行われました！【R4.1.15】（PDF：452KB）

制度の概要を紹介

農村が持っている働きについて

農村は、お米や野菜などの食料生産の場として私たちの暮らしを支える大切な存在となっています。

しかし、その役割は食料生産だけではありません。例えば、大雨が降った後、田んぼが雨水を貯めることで洪水を防いだり、逆にしばらく雨が降らなくても水を蓄えてくれたりしています。また、人の関わりによって形成される農村の自然は二次的な自然と呼ばれ、多様な生き物が暮らす生活の場となったり、美しい景観は人々の憩いの場ともなります。

このように、農村は様々な機能（多面的機能）を有しており、私たちはその恩恵を受けているのです。

多面的機能支払交付金ってなに？

多面的機能支払交付とは農業・農村が持つ多面的機能の維持・発揮を図るための支援策の一つです。

農業農村の持つ多面的機能は、地域の方々が協力して行っている農地や水路、農道などの維持管理により支えられています。しかし、近年の農村地域の過疎化、高齢化により、このような地域の共同活動が困難になりつつあります。

多面的機能支払交付金は地域の共同活動を支援し、地域資源の適切な保全管理を推進しています。

何が出来るの？

多面的機能支払交付はさらに農地維持支払交付金と資源向上支払交付金（共同・長寿命化）に分かれます。

農地維持支払交付金：「法面の草刈り」「水路の泥上げ」「農道の維持管理」といった農地の保全活動に使用できます。
資源向上支払交付金（共同）：「生き物調査」「植栽活動」「水路のひび割れ補修」といった地域資源の質的向上を図る共同活動に使用できます。
資源向上支払交付金（長寿命化）：「素掘り水路からコンクリート水路への更新」「未舗装の農道をコンクリートで舗装」といった施設を長持ちさせるための活動に使用できます。