令和7(2025)年度芳賀地域スマート農業研修会を開催しました

8月1日(金曜日）、スマート農業の普及推進と、熱中症を含む農作業における安全対策の周知徹底を目的として、「令和7年度 芳賀地域スマート農業研修会」を開催しました。

現地視察では、芳賀町の生産者が導入した「水田ファーモ」の実機を見学しました。導入のメリットとして、スマートフォンで水位や水温を確認できる点、夜間や急な天候変化にも対応可能である点などについて説明をしていただきました。

講義研修では、株式会社farmo、北菱電興株式会社、株式会社クボタの担当者から、それぞれの水管理システムについて紹介がありました。ランニングコストや操作性、導入効果などの特長を交えながら、詳しい説明が行われました。

また、県農業機械士会の副会長からは、農作業中の熱中症対策について講話がありました。昨年の夏期には、熱中症による救急搬送者数が2,000人を超え、増加傾向にあることに触れながら、暑熱順化やプレクーリング、こまめな水分・塩分補給、空調服の活用など、具体的な対策が紹介され、注意喚起がなされました。

今後も芳賀農業振興事務所では、スマート農業の推進および農作業安全の確保に向けて、情報提供を通じた普及と周知徹底に取り組んでまいります。

  

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